ようやく気持ちがいい季節が来たかと思ったら、あっという間の梅雨入り(今年は遅そうですが…)。雨の中、どこにお出かけしたらいいのか、頭を悩ませる人も多いだろう。そこで今回は、“雨でも楽しめる” 福岡の観光&お出かけスポットを総まとめ。屋外で遊ぶのが難しい真夏や真冬にも重宝するはずだ。このページは随時更新していくので、ぜひブックマークしておいていただきたい。
もくじ
雨でも楽しめる福岡の観光スポット
マリンワールド海の中道
雨の日に楽しめる福岡の観光スポットと言えば、真っ先に思い浮かぶのが『マリンワールド海の中道』だ。2017年4月にリニューアルし、以前よりも臨場感がアップ。博多湾をバックにした「イルカ・アシカショー」は迫力満点で、子供たちに大人気だ。そのほか、口から空気の輪っかを出すスナメリや、幅24mの外洋大水槽、目の前をよちよち歩くペンギンなど。何度行っても楽しめる。
マリンワールド海の中道 − リニューアルして臨場感がアップ!
福岡タワー
福岡市早良区の百道浜にある『福岡タワー』。展望フロアからの眺望は晴れたときのほうが見ごたえがあるが、もちろん雨の日でも楽しめる。2019年2月のリニューアルで、VRや巨大ガチャなど、体験型のコンテンツも充実。「恋人の聖地」もパワーアップしており、デートにもおすすめだ。
VRや巨大ガチャも登場!リニューアルした「福岡タワー」に行ってみた
門司港レトロ
北九州市の人気観光地『門司港レトロ』。古き良き、ノスタルジックな雰囲気が漂う。徒歩での移動も必要にはなるが、「九州鉄道記念館」や「トロッコ列車」、海の中を歩いて渡る「関門トンネル人道」など、雨でも楽しめるスポットが多い。門司港名物「焼きカレー」も必食だ。
大人も子供も楽しめる!「門司港レトロ」のおすすめ観光スポット
千仏鍾乳洞
北九州市小倉南区の平尾台にある『千仏鍾乳洞(せんぶつしょうにゅうどう)』。いわゆる “屋内施設” ではないので意外かもしれないが、洞窟の中なので、もちろん雨でも大丈夫だ。千仏鍾乳洞では、サンダルに履き替えて、膝下ほどの水位の水の中をジャブジャブと進んでいく。何千万年という長い年月をかけて形成された鍾乳石は、驚くほど神秘的だ。
子供向け屋内レジャー施設
アンパンマンこどもミュージアム
福岡市博多区の博多リバレインモールの中にある『福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール』。アンパンマンは、今も昔も小さな子供たちのヒーローだ。人気キャラクターが大集合するスペシャルライブには、子供たちも大興奮。ボールパークや虹のすべり台、砂場など、子供が好きなものが全部詰まったレジャー施設だ。
チームラボ 遊ぶ!未来の遊園地
福岡市博多区のキャナルシティ博多の中にある『チームラボ 遊ぶ!未来の遊園地』。チームラボが最新デジタルテクノロジーを駆使して手がける、遊びと学びが融合した “体験型知育空間” だ。おなじみの「お絵かき水族館」はもちろん、斜面に映像が投影された滑り台や、光と音が変化するボールなど、どれも子供が大喜びすること間違いなし!
リトルプラネット
体験型知育デジタルテーマパークと言えば、こちらもおすすめ。福岡市西区のマリノアシティ福岡の中にある『リトルプラネット』だ。トランポリンや砂遊びなどといった、古くから親しまれているアナログな遊びに、最新のデジタル技術を応用。あまりの楽しさに、子供だけでなく大人までも夢中になってしまう。
親も夢中に!デジタルテーマパーク「リトルプラネット」がマリノアシティに登場
ファンタジーキッズリゾート
一度行ったら子供が必ずハマってしまう『ファンタジーキッズリゾート』。福岡県内には、福岡店(糟屋郡志免町)と筑紫野店(筑紫野市)の2店舗があり、雨の週末には決まって入場待ちの行列ができる。子供たちが大はしゃぎの「ふわふわエリア」をはじめ、キッズサーキットや砂場、フォトスタジオなどなど。3歳未満の子供専用エリアもあり、小さな子供でも安心して遊ぶことができる。
雨の日に小さな子供が楽しめる「ファンタジーキッズリゾート筑紫野」
北九州市立 子どもの館
JR黒崎駅すぐそばのCOM CITY(コムシティ)7階にある『北九州市立 子どもの館』。時間制限無しのフリーパス券が、なんと大人500円、こども300円。一日遊べてこの安さは魅力だ。室内ながら、子供が思いっきり体を動かせる「チャレンジスポーツ」コーナーや、ものづくり体験ができる「あそび工房」など、何時間いても飽きさせない。未就学児専用のエリアもあるので安心だ。
ハムリーズ
キャナルシティ博多の地下1階にある『ハムリーズ』。店内にメリーゴーランドや有料の遊具エリア(プレイルーム)がある “遊べる玩具店” だ。 子供が店内のおもちゃで遊ぶことも積極的に推奨されている。愉快な「エンターテイナー」や、おもちゃの実演販売をしてくれる「デモンストレーター」もいて、まるでテーマパークのようなおもてなし 。絵本が読める店内のカフェもおすすめだ。
また来たい? 遊べる玩具店「ハムリーズ」で思いっきり遊んでみた (SPONSORED)
その他の屋内レジャー施設
- あそびたいけん!ミルキーウェイ(福岡市博多区)
- あそびのせかい タカシマヤキッズパティオ(福岡市博多区)
- あそびパークPLUS(福岡市中央区)
- キッズーナ Supported by ボーネルンド(筑紫野市)
- Niko Niko Garden(北九州市・古賀市)
- ラウンドワン スポッチャ(福岡市博多区・北九州市)
- Kid’s US.LAND(県内多数有り)
子供が遊べる科学館&博物館
福岡市科学館
2017年、六本松の九大跡地にオープンした『福岡市科学館』。最新テクノロジーを駆使したさまざまな体験型展示があり、楽しみながら学ぶことができる。ここに来た子供たちは、自然と科学やテクノロジー、生命などに興味をもつようになるだろう。8K相当の高画質ドームシアター(プラネタリウム)は、子供から大人まで楽しめるプログラムが用意されている。
福岡県青少年科学館
久留米市にある『福岡県青少年科学館』。体験型の展示が多く、頭や体を使いながらゲーム感覚で楽しめる。2018年4月のリニューアルで、昔から人気のお絵かきロボットなどに加え、最新のインタラクティブな展示も登場。人気キャラクターの番組と「星空解説」がセットになったコスモシアター(プラネタリウム)や、科学実験ショー、落雷実験などのイベントも人気。福岡市科学館に比べれば空いているので、意外と穴場かもしれない。
いのちのたび博物館
北九州市八幡東区にある西日本最大級の自然史・歴史博物館『北九州市立いのちのたび博物館』。恐竜好きの男の子はもちろん、今にも動き出しそうなティラノサウルスや体長約35mのセイスモサウルスの展示は大人でも大興奮だ。
中生代・白亜紀の北九州を再現したという360度体感型のジオラマでは、恐竜ロボットが映像や照明の演出に合わせて動く。これが想像以上にリアル。生命の進化を楽しみながら学べるうえに、大人500円、小学生未満は無料という良心的な料金設定も嬉しい限り。
みたいけんラボ
福岡市博物館の1階にある体験学習室『みたいけんラボ』。アジアを中心とした各国の遊具や暮らしの道具などが展示されている。それほど大きなスペースではないが、アジア各国の楽器を奏でたり、民族衣装を着てみたりと、楽しみ方はさまざま。なかでもおすすめなのが、ボードゲームのコーナーだ。各国のボードゲームが数多く展示されいて、自由に遊ぶことができる。しかも、これら全てが無料! 知る人ぞ知る、雨の日のおすすめスポットだ。
知ってた? 無料でかなり遊べる! 福岡市博物館『みたいけんラボ』
親子でスポーツ
K-WALLでボルダリング
福岡市内中心部から車で約1時間ほどの距離にある、嘉麻市のボルダリング施設『K-WALL』。九州最大級の広さと、入会金無しで2時間540円という利用料金の安さが魅力だ。旧足白小学校の体育館を活用した施設で、初心者から上級者まで気軽に楽しめるほか、未就学児向けのウォールも。冷暖房も設置されているので、真夏や真冬でも安心だ。
パピオでアイススケート
福岡市博多区の『パピオアイスアリーナ』。アイススケートと言うと冬のイメージが強いが、一年中営業しているので、もちろん夏でも楽しめる。むしろ、暑い夏こそ嬉しい施設だ。ソリのレンタルもできるので、スケートが初めての子供連れにもおすすめ。
(※2019年6月17日〜7月19日は設備改修工事のため臨時休業)
親子で体験
チャイルドキッチン
博多区山王にある『チャイルドキッチン』では、親子で気軽に料理の体験型レッスンに参加できる。運営するのは、一風堂でお馴染みの「力の源カンパニー」。「ラーメン・餃子作り体験」は一人1,800円(3歳以上)で、調理後の実食付き。親子で楽しく料理体験ができ、ランチも兼ねることができるので、雨の日にはもってこいのお出かけスポットだ。
親子で楽しい!「チャイルドキッチン」でラーメン&餃子作り体験
大人も楽しい工場見学
福岡ヤクルト工場
1日に100万〜150万本のヤクルトを製造している、筑紫野市の『福岡ヤクルト工場』。事前に予約しておけば、誰でも無料で工場見学ができる(月曜日~土曜日)。無数のヤクルトが息もつかせぬ速さで、次から次へと流れていく様は圧巻だ。子供はもちろん、大人でも夢中に。無料なのにヤクルトの試飲ができ、お土産までもらえてしまう。
その他の工場見学
- ハクハク | 明太子のふくや(福岡市東区)
- やまや(福岡市東区)
- 福太郎(福岡市南区・田川郡添田町)
- アサヒビール(福岡市博多区)
- キリンビール(朝倉市)
- ひよ子(飯塚市)
- 一蘭の森 (糸島市)
- 永利牛乳(太宰府市)
- シャボン玉石けん(北九州市)
- 安川電機(北九州市)
- TOTO(北九州市)
- トヨタ自動車(宮若市)
- 日産自動車(京都郡苅田町)
※要事前予約や土日不可の場合もあるので、各工場の公式サイトで詳細をチェック!
プロ野球観戦
福岡 ヤフオク!ドーム
日程次第だが、ホークスの試合観戦も選択肢のひとつ。ドームでの応援はやっぱり格別だ。すぐ隣には「マークイズ福岡ももち」があるほか、2020年春には、複合エンターテインメントゾーン「E・ZO FUKUOKA」も誕生予定! ホークスの試合がない日でも楽しめるエリアになりそうだ。
その他、雨の日と言えば…
- 映画館
- カラオケ
- 日帰り温泉/スパリゾート
- ショッピングモール
- 美術館
- 図書館
- ボーリング
- バッティングセンター
- ゲームセンター
- マンガ喫茶/ネットカフェ
思いつく限り挙げてみたが、いかがだろうか。もちろん、雨の日には家の中でのんびりするのもいいだろう。DVDを見たり、読書をしたり。親子で料理や工作をしてみたり。雨の日に「困ったなぁ」と思ったら、このページをまた覗きに来ていただきたい。
TEXT・PHOTO:山下侑一郎