キャナルシティ博多に待望の施設「チームラボアイランド −遊ぶ!未来の遊園地− 」がオープンした。チームラボアイランドは、過去にホークスタウンなどで期間限定イベントとして開催されたこともあるので、よく知っている人も多いだろう。今回オープンしたのは、その常設店舗だ。今回初お目見えの新作品も含めて、全9作品。その全貌を紹介しよう。
もくじ
チームラボアイランドとは?
各方面のスペシャリストで構成される“ウルトラテクノロジスト集団”。それが、「チームラボ」だ。そのチームラボが最新デジタルテクノロジーを駆使して手がける「チームラボアイランド」とは?
「共創」とは、他社と共に創造すること。チームラボアイランドは、ただのアミューズメント施設ではない。遊びと学びが融合した「体験型知育空間」なのだ。
受付方法と料金
チームラボアイランドがあるのはキャナルシティ博多「センターウォーク南側」の5階。ただし、5階で受付をする前に、すぐその下の4階「TAITO STATION」前で整理券をゲットする必要がある。ここで整理券を入手し、モニターに自分の受付番号が表示されたら5階に上がって受付を行う。それまでは自由に過ごすことができるが、タイミングによっては、この整理券の列にしばらく並ぶことになる。
5階に上がると「ラーメンスタジアム」、「トミカプラレールカフェ」の横に「チームラボアイランド」の受付。ここで整理券を渡し、料金を支払う。料金は「フリーパス」と「時間制プラン」の2タイプ。2歳以下は無料。
◎フリーパス
1,200円(再入場可能)
◎時間制プラン
最初の30分 500円 + 延長30分毎に500円(自動延長)
つまり、1時間以上遊ぶのであればフリーパスのほうがお得になる。初めてなら、間違いなくフリーパスがオススメだ。
新作「すべって育てる!フルーツ畑」
今回オープンしたチームラボアイランドの中で目玉とも言える新作の「すべって育てる!フルーツ畑」。花やフルーツ、ボールの映像が斜面に投影された滑り台。
見た目が美しいだけではなく、それぞれに意味がある。例えば、水色のボールは「水」だ。体がボールにぶつかると、ボールが勢い良く飛び回る。水は花を咲かせ、花は黄色の「ミツバチ」ボールで受粉し、フルーツが育つ。そしてそれがまた新たな種に変わる。ただ楽しむだけではなく、『バランス感覚、協調性、生態系への視座、パターン認識力、仮説を自ら検証する力』が養われるそうだ。
「つくる!僕の天才ケンケンパ」
水に浮かんだ丸、三角、四角の上をケンケンパ。人の動きに呼応する音と映像。
ケンケンパのコースを自由に作ることもできる。どうすれば難しくなるのか? どうすれば楽しいのか? 子供の想像力を掻き立てる。
お絵かき水族館&タウン
大人気の「お絵かき水族館」と「お絵かきタウン」。クレヨンで自由に絵を描いて、それをスキャナーで読み込んでもらうと、まるで命を吹き込まれたかのように、その絵が映像の中に現れて動き出す。チームラボではお馴染みのコンテンツだ。
どうやって個性を出そうか。子供たちよりも、付き添いのはずの親のほうが楽しんでいたりする。
お絵かきタウンで描いた絵は、映像に変わるだけでなく、オリジナルのペーパークラフトにもしてもらえる。その場で組み立てても、持ち帰って家で組み立ててもOK。世界にひとつだけのペーパークラフトはなんとも嬉しいお土産。
「まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり」
空からゆらゆらと落ちてくる象形文字。象形文字に触れると、その文字がもつ世界が映像に出現する。木や山、象、鳥など。それぞれの要素がお互いに影響を与え、そこに物語が生まれる。さすがチームラボというクオリティの高い映像美だ。ただじっと見ているだけでも飽きが来ず、その世界に没頭してしまう。
創造力を掻き立てる作品たち
積み木を置くと、積み木と積み木の間に道や川ができ、車や船などが行き来する「つながる!積み木のまち」。
テーブルの上に手を置くと、小人たちが飛び乗って来る「小人が住まうテーブル」。
ボールに触れると色や音が変化する「光のボールでオーケストラ」。
遊んで学べる「未来の遊園地」。何と言っても空調がしっかり効いた屋内施設なので、暑すぎる夏、寒すぎる冬、雨の日など、屋外で遊べない時に重宝するお出かけスポットだ。
隣には「トミカプラレールカフェ」
チームラボアイランドの隣に同時オープンした「トミカプラレールカフェ」。物販に加え、プラレールが店内を走るカフェ。プラレールファンは、こちらも要チェックだ!