マリンワールド海の中道 − リニューアルして臨場感がアップ!

マリンワールド海の中道

2017年4月12日、リニューアルして生まれ変わった「マリンワールド海の中道」。かしいかえんに続き、福岡市民が待ちわびたリニューアルオープンだ。リニューアルした最初の週末、高まる期待を胸に早速行ってみた。果たしてマリンワールドはどう生まれ変わったのか?見どころはどこなのか?写真付きで詳しく紹介する。

エントランスから変貌

滝と緑のセンターガーデン

入り口を入ってすぐ姿を現すのは「滝と緑のセンターガーデン」だ。緑で覆われた壁面と滝のように水が流れ落ちるガラスの壁。エントランスからこの変わり様に胸が弾む。さぁ、順路通り階段を上るか、左手にあるイルカのショープールに行って良い席を確保するか。その日のショースケジュールも確認して、予め決めておこう。

 

迫力が増したイルカ・アシカショー

イルカショー

まず向かったのは「ショープール」。リニューアル前とどこが変わったのか、間違い探し。答えは2つ。そう、プールの手前にステージが新設されたのと、奥のステージにあったバックボードが無くなっている。博多湾が一望でき、海と一体化したようなライブ感溢れるショープールになっている。

アシカショー

ショーがスタート。ステージが前に出来たことで、アシカショーはこの迫力。

アシカショー

アシカの表情までしっかり見える。抜群の臨場感。

迫力満点のイルカショー

イルカショーは相変わらずの迫力。イルカもすごいけど、お兄さんやお姉さんもすごい。次から次へと繰り出される美技に会場は大盛り上がり。

イルカショー

バックボードが無くなったことで、この抜け感。天気が良ければもっといい写真が撮れそうだ。

イルカショー

最後は、イルカさんたちが手前に並んでご挨拶。グレードアップしたショーに大満足。

 

リニューアルの象徴「玄界灘水槽」

玄界灘水槽

今回のリニューアルのシンボルになっている「玄界灘水槽」。天井に向かって大きく湾曲した水槽は、まるで自分が海の中にいるかのような臨場感だ。

玄海の荒波

約1分おきに頭上から襲いかかる玄界灘の荒波。荒波にもまれながらもたくましく泳ぐ小さな魚たちに神秘的な大海の奥深さを感じる。

 

九州の海

リニューアルのテーマは「九州の海」。太平洋、日本海、瀬戸内海、東シナ海と4つの海の囲まれる九州の7県はどの県も海に面していて、それぞれに特徴的な環境の海がある。そんな特徴的な海をそれぞれ見事に再現しているのだ。

長崎西海の激しい潮流

例えば、激しい潮流が特徴の長崎西海では、潮の流れに逆らって遊泳する魚を再現。

有明海の干潟

福岡・佐賀・長崎・熊本にまたがる有明海の干潟。トビハゼやムツゴロウなど珍しい生き物が生息している。

九州近海のイカ

呼子で有名な九州近海のイカ。水族館なので、「美味しそう」という言葉をぐっとこらえる。

阿蘇 水の森

「九州の近海」ゾーンを抜けると「阿蘇 水の森」へ。

阿蘇の湧き水

ここでは、海ではないが、阿蘇の湧き水を再現。九州の自然と生き物と人間の関わりを考えさせられる素晴らしい展示だ。

ただ美しい魚だけを見て回るのもいいが、コーナーごとに設置された説明書きのボードを読みながら回ると、いろんな発見があって何倍も楽しめることに気がつく。

 

外洋大水槽もちょっぴり進化

パノラマ大水槽

幅24m、深さ7mの「外洋大水槽」は、どこが変わったのかわかりづらいが、照明や塗装が変わったそうだ。

パノラマ大水槽

また、一部砂がかさ上げされた部分もあり、以前より近くで魚たちを見ることができるようになっている。

パノラマ大水槽

約2万匹のイワシタイフーンは大迫力。

イワシとサメ

約80種類の魚が共存する大水槽。休憩がてら目の前のベンチに腰をかけてしばらく見ていたい。

 

「奄美のサンゴ礁」ゾーンもおすすめ

奄美のサンゴ礁

外洋大水槽の近くに位置する「奄美のサンゴ礁」ゾーンもおすすめだ。カラフルで美しいサンゴ礁。

カラフルなサンゴと魚たち

色鮮やかなサンゴと魚たち。

そして、その中から顔を出すナポレオンフィッシュ。なぜかこの魚、とっても気になる。

さらに、ぬいぐるみのお土産が人気のチンアナゴとニシキアナゴ。

クマノミ

こちらも根強い人気のクマノミ。

ヒトデやウニが触れる

ヒトデやウニに触れることもできるので、子どもたちにとっては貴重な体験だ。

 

ペンギンの丘が登場

かいじゅうアイランド

建物の外にある「かいじゅうアイランド」もリニューアル。

ペンギンの丘

その目玉は「ペンギンの丘」。すぐ目の前で楽しそうに遊ぶペンギンたちを見ることができる。噛まれないように要注意。

ペンギンの丘

ペンギンはやっぱり絵になる。子どもたちにも大人気だ。

イルカのプール

その隣には小ぶりなイルカのプール。大きなショープールよりもすぐ近くでイルカたちを見ることができる。

イルカのショー

小さくても芸達者。

アザラシに餌やり体験

さらに奥では、アザラシに餌やり体験。

餌を待つアザラシ

餌を待つアザラシはなんとも愛らしい。

行動展示

下に降りると、行動展示スペースになっている。

行動展示

なかなか入って来てくれないけど、粘り強く待ってみよう。

 

スナメリは必見!

スナメリ

スナメリはちょっと見落としがちな場所にいるので要注意。「福岡の身近なイルカ」というゾーンだ。愛くるしい表情がなんとも言えない。

スナメリ

約15分の「スナメリトーク」では、口から出す空気の輪っかも披露してくれるので必見だ。事前にタイムスケジュールをチェックしておこう。

 

綺麗になったレストラン

レストランもリニューアル

綺麗にリニューアルされた館内のレストラン「レイリー」。

イルカを見ながらランチ

イルカを見ながらのランチは最高。混み合うので、早めのランチがオススメ。

塩麹ポークグリル

塩麹ポークグリル。お味もGOOD。

ドルフィンハヤシライスプレート

子どもには、ドルフィンハヤシライスプレート。

 

お得なチケット

オトクなセット券

前売り券は各コンビニの端末で購入できる。特に海の中道海浜公園とのセット券がお得。有効期限が長く、同じ日に行く必要は無いので、いずれ行く予定がある人にはオススメだ。