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大人も子供も楽しめる!「門司港レトロ」のおすすめ観光スポット

門司港レトロ

古き良き、ノスタルジックな雰囲気が漂う「門司港レトロ」。大人な街というイメージもあるが、実は子供が喜ぶスポットも少なくない。今回は、そんな門司港レトロの、親子で楽しめるおすすめ観光スポットをたっぷりと紹介したい。記事の最後には、おすすめのモデルコースも掲載しているので、ぜひ参考にしていただきたい。

大正ロマン漂う! 門司港駅のスタバ

大正時代の姿に復元された門司港駅

門司港レトロのシンボル的な存在「JR門司港駅」。2019年3月、約6年間におよんだ保存修理工事が完了し、大正時代に創建された当時の姿がよみがえった。

門司港駅コンコース

駅舎の中も、大正時代の内観が復原されており、まるで100年前にタイムスリップしたかのような雰囲気だ。

スターバックス コーヒー 門司港駅店

特に注目は、大正時代に「三等待合室」として使用されていた部屋に登場した「スターバックス コーヒー 門司港駅店」。

列車のヘッドマークを用いたスターバックス歴代のロゴマーク

カウンター横の壁には、列車のヘッドマークを用いたスターバックスの歴代ロゴマークが飾られていたり、テーブルの足元や天井の鉄骨には、鉄道レールが再利用されていたりと、スタバファンだけでなく、鉄道ファンも必見だ。

スターバックス コーヒー 門司港駅店 テラス席

開店時間は朝8時。門司港レトロを観光するなら、早起きをして、一杯のコーヒーから始めてみてはいかがだろうか。

建設当初の内観を再現

スターバックス コーヒー 門司港駅店

福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31

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街歩きでレトロ建築を堪能

門司港レトロ海峡プラザ

門司港レトロを観光するなら、まずはノスタルジックな街歩きから。お土産ショップや飲食店などが入った商業施設「海峡プラザ」を中心として、周辺には、明治から大正時代に建てられたレトロな洋風建築が残る。

旧大阪商船

旧大阪商船

オレンジ色のタイルと八角形の塔が印象的な「旧大阪商船」。1階には北九州出身のイラストレーター・わたせせいぞうさんのギャラリーも。

旧門司三井倶楽部

旧門司三井倶楽部

大正時代にはアインシュタイン博士も宿泊したという「旧門司三井倶楽部」。国の重要文化財にも登録されている。

旧門司税関

旧門司税関

休憩所としても利用できる「旧門司税関」。裏手には、パフェが人気のフルーツパーラーも。

大連友好記念館

大連友好記念館

かつて門司港との交流が盛んだった中国・大連市にあるドイツ風建築物を複製して建築された「大連友好記念館」。中には中国料理のレストランも入っている。

ブルーウィングもじ

ブルーウィングもじ

国内最大級の歩行者専用跳ね橋「ブルーウィングもじ」。1日に6回、橋が2つに分かれて開橋する。橋が閉じて最初に渡ったカップルは一生結ばれると言われおり、“恋人の聖地”になっている。

ブルーウィングもじと夕日

「ブルーウィングもじ」越しに沈む夕日も、また格別だ。

鎮西橋公園

鎮西橋公園

鎮西橋公園にある「MOJIKO」のモニュメント。人気のフォトスポットだ。

隠れたハート♡を見つけよう

フォトジェニックな壁

門司港レトロには、フォトジェニックなスポットがそこかしこにあり、大人なら歩いているだけでも楽しめるだろう。しかし、子供にはちょっぴり退屈。そこで、子供と一緒に楽しめる街歩きの秘訣を伝授しよう。

カンモンハート

カンモンハート

門司港と下関(唐戸)には、「カンモンハート」と呼ばれる隠れ♡が7つ存在する。門司港エリアには4つ、下関(唐戸)エリアには3つのハートマークが隠れているので、街歩きをしながら探してみよう!

レトロ記念スタンプ

レトロ記念スタンプ

また、門司港レトロの主要な観光スポットには、記念スタンプが設置されている。子供連れの家族なら、上の「カンモンハート」と併せて、スタンプラリー感覚で街歩きをするのがおすすめだ。

子供が喜ぶ「九州鉄道記念館」

機関車 C59 1
にちりん クハ481−603
月光 クハネ581−8
キハ07 41号

街歩きを堪能したら、「九州鉄道記念館」へ。駅のホームのような展示スペースには、かつて実際に走っていた車両がずらりと展示されており、一部の車両は車内の見学も可能だ。

入館料は、大人 300円、中学生以下 150円、4歳未満は無料。

運転シミュレーター

明治24年(1891年)に建てられ、国の登録有形文化財でもある本館の中には、九州の鉄道大パノラマやキッズルーム、お土産ショップなどがある。特に、1回100円で利用できる「運転シミュレーター」は、臨場感があり、大人でも夢中になってしまうだろう。

72系ゆふいんの森

また、外にある「ミニ鉄道公園」では、「ゆふいんの森」や「かもめ」など、5つの列車が走っており、1回(1台)300円で乗車できる。(1台に3名まで乗車可能)

鉄道ファンでなくとも、親子で楽しめるおすすめのスポットだ。

本館(旧九州鉄道本社屋)

九州鉄道記念館

福岡県北九州市門司区清滝2丁目3−29

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ランチはもちろん「焼きカレー」

王様焼きカレー

門司港の名物グルメといえば、もちろん「焼きカレー」だ。街のいたるところで芳ばしい香りが漂い、人気店では長蛇の列ができる。なかでも筆者のお気に入りは、門司港駅のすぐ隣に位置する『プリンセスピピ』の「王様焼きカレー(税別 1,000円)」だ。

プリンセスピピの王様焼きカレー

タイの宮廷料理のレシピを元にして作ったというカレーに、たっぷりのチーズと色とりどりの野菜。ひとくち食べると、マイルドな甘さのあとから、ほどよいスパイスの辛みが顔を出す。何度でも食べたくなる美味しさだ。

おこさまカレー

プリンセスピピは、「おこさまカレー(ドリンク付き、税別 600円)」も絶品。もちろん辛さはないが、親がひとくち味見をすると、ついもうひとくちもらいたくなるほどだ。

プリンセスピピ

プリンセスピピ

福岡県北九州市門司区西海岸1-4-7

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トロッコ列車で移動も楽しく

観光トロッコ列車「潮風号」

JR門司港駅のそばから、和布刈地区までの約2kmを結ぶ『北九州銀行レトロライン 門司港レトロ観光列車 潮風号』。移動手段としてだけでなく、子供が喜ぶアトラクションとしてもおすすめだ。

一日フリー乗車券

前述した「九州鉄道記念館」の入館チケットを提示すれば、1日乗り放題のきっぷが大人500円、子供250円で購入できる。(通常の1日フリー乗車券は大人600円、子供300円)

潮風号の内観

「九州鉄道記念館駅」「出光美術館駅」「ノーフォーク広場駅」「関門海峡めかり駅」の4駅を、片道およそ10分かけて、ゆっくりと進む。

潮風号からの眺め

座席は、眺めのいい海側の席がおすすめだ。

トンネルの中

「ノーフォーク広場駅」と「関門海峡めかり駅」の間にあるトンネルに入ると、車内の天井に、関門海峡の海の生き物たちが浮かび上がる。これには、子供たちも大喜びだ。

【潮風号の運行日】
2019年3月9日(土)~2019年11月30日(土)の土・日・祝日
※ただし、3月23日~4月7日、4月27日~5月6日、7月20日~8月31日は毎日運行。

観光トロッコ列車「潮風号」

北九州銀行レトロライン
門司港レトロ観光列車 潮風号

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巨大なタコ型遊具が人気

和布刈公園

潮風号に乗って「関門海峡めかり駅」まで来たら、『和布刈(めかり)公園』のめかり潮風広場で遊ぼう。

和布刈公園のタコ型遊具

巨大なタコ型の遊具があり、子供たちは大はしゃぎだ。タコの足は滑り台になっいる。

タコの足

水道の蛇口もタコの足。(笑)

和布刈公園

和布刈公園(めかり潮風広場)

北九州市門司区大字門司

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歩いて渡れる! 海の中の県境

関門海峡

本州と九州を隔てる「関門海峡」。実は、『関門トンネル人道』という歩行者用の海底トンネルがあり、下関まで歩いて渡ることができる。

関門トンネル人道

関門トンネル人道入口

門司港レトロ観光列車の「関門海峡めかり駅」から海沿いを歩いて7分ほどの場所にある「関門トンネル人道入口(門司側)」。歩行者は無料で利用できる。(自転車・原付バイクは20円)※軽車両は押して通行

全長780メートルの歩行者用海底トンネル

エレベーターで地下に下りると、全長780mの海底トンネルが下関までまっすぐ伸びている。

壁には魚の絵

壁には魚の絵が描かれており、海の中を歩いていると考えると、不思議な感覚だ。

福岡県と山口県の県境

ちょうど真ん中あたりまで歩くと、福岡県と山口県の県境が記されている。観光客に人気のフォトスポットだ。

記念スタンプ

ゆっくり歩いても15分ほどで下関側に到着。門司側と下関側の両エレベーターホールには、記念スタンプが設置されており、両方のスタンプを押して『旧門司三井倶楽部』まで持って行くと、「関門TOPPA!記念証」がもらえる。
※記念証の発行は、JR下関駅、JR新下関駅、カモンワーフ事務局(3階)、長府観光会館でも可能。

関門トンネル人道入口

関門トンネル人道入口(門司側)

福岡県北九州市門司区門司

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みもすそ川公園

源義経像・平知盛像

関門トンネル人道を渡って下関側に出ると、目の前の「みもすそ川公園」には、壇ノ浦の戦いを再現した源義経像と平知盛像が対峙する。

長州砲の複製

さらにその横には、長州砲の複製も。100円入れると、砲音とともに3度、煙が発射される。

みもすそ川公園

みもすそ川公園

山口県下関市みもすそ川町1番

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「門司電気通信レトロ館」でシモシモ〜

門司電気通信レトロ館

タコ型遊具と海底トンネルを堪能したら、再びトロッコ列車に乗り、今度は「出光美術館駅」で降車。そこから徒歩5分の『門司電気通信レトロ館』へ。入館料は無料なのに、実はかなり楽しめる。

懐かしい携帯電話

館内では、明治時代から、大正、昭和、平成にかけての電話機の変遷をたどることができる。筆者が学生時代に使用していた携帯電話も発見。

ショルダーホン

こちらは、「シモシモ〜」でお馴染みのショルダーホン。実際に肩にかけて、その重さを体感してみよう。

磁石式手動交換機

筆者が特に感動したのは、「磁石式手動交換機」の電話交換手体験だ。紐がついたコードを手操作でジャックに差し込み、電話の発信者と受信者をつなぐ。映画などで見たことはあったが、実物は初めだ。実際に、左右に置かれた2台の電話機をこの交換機でつなぐことができる。

トン・ツー 電鍵

モールス信号を打つことができる「電鍵」。これも、実物は始めて見た。他にも、ダイヤル式電話機などが体験でき、プッシュ式電話機(あるいはスマホ)しか知らない子供たちは興味津々だ。

門司電気通信レトロ館

門司電気通信レトロ館

北九州市門司区浜町4番1号

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展望室から門司港レトロを一望

門司港レトロ展望室

門司港レトロの中心部に戻って来たら、今度は『門司港レトロ展望室』へ。この建物は、有名な建築家・黒川紀章氏が設計した高層マンション「門司港レトロハイマート」で、その最上階(31階)が展望室になっている。入館料は、大人 300円、小中学生 150円 。

展望室からの眺め

地上103mの展望室からは、門司港レトロを一望。

関門橋

もちろん、関門海峡にかかる「関門橋」も眺めることができる。

展望室から眺める夕日

ここから眺める夕日もまた絶景だ。

門司港レトロ展望室

門司港レトロ展望室

北九州市門司区東港町1-32

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絶景スポット「めかり第2展望台」

和布刈公園第2展望台

最後は、車で和布刈公園にある『めかり第2展望台』へ。同じ和布刈公園内にある潮風広場やノーフォーク広場から徒歩で登れないこともないが(10〜20分ほど)、体力的にはかなり辛い。駐車場もあるので、車での移動がおすすめだ。門司港レトロの中心部からは、車で10分ほど。

めかり第2展望台

展望台からは、これぞ関門海峡という眺めが堪能できる。関門橋を往来する車、海峡に浮かぶ船。そして、対岸の下関までしっかりと見渡せる。夕暮れ時もいいが、次回は関門橋がライトアップされた夜景を見に来たい。

展望台と源平壇之浦合戦絵巻壁画

テラスデッキの横に見えるのは、有田焼の陶板1400枚でつくられた「源平壇之浦合戦絵巻壁画」だ。平家が滅亡することになったこの地の歴史に思いを馳せる。

めかり第2展望台

和布刈公園(めかり第2展望台)

北九州市門司区大字門司

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門司港観光モデルコース

筆者おすすめのモデルコースはこちら。朝から晩まで、門司港レトロ周辺をとことん満喫するプランだ。ぜひ参考にしていただきたい。

<モデルコース>
【08:30】 スターバックス コーヒー 門司港駅店
【09:00】 門司港レトロ 街歩き(レトロ建築)
【10:00】 九州鉄道記念館
【11:00】 プリンセスピピで焼きカレー
【12:00】 潮風号(九州鉄道記念館駅→関門海峡めかり駅)
【12:10】 和布刈公園(めかり潮風広場)
【13:00】 関門トンネル人道&みもすそ川公園
【14:20】 潮風号(関門海峡めかり駅→出光美術館駅)
【14:40】 門司電気通信レトロ館
【15:00】 カフェでスイーツ、街歩きの続き etc.
【日没前】 門司港レトロ展望室
【日没後】 和布刈公園(めかり第2展望台)

門司港レトロの駐車場

門司港レトロの駐車場は、「関門海峡ミュージアム駐車場」と門司港レトロ展望室そばの「市営 門司港レトロ駐車場」の2箇所。どちらも1時間毎に200円(12時間以内は最大800円)。大きなイベントがある日などは、長蛇の列ができるので、午前中早めに行くのがおすすめだ。

門司港観光マップ

今回紹介したおすすめスポットのマップはこちら。

TEXT・PHOTO:山下侑一郎