待ちに待ったゴールデンウィーク(GW)、10連休。たくさん休めるのは嬉しいが、毎日どこに行こうかと頭を悩ます人も多いはず。そこで、福岡及びその近郊で、GW期間中に開催される注目のイベント・お祭りをまとめてご紹介。これを見れば、GWの予定もきっと決まるはずだ。
もくじ
毎年恒例!GWの定番イベント
GWと言えば、これ! 毎年楽しみにしている人も多い、定番のイベント&お祭をご紹介。
博多どんたく港まつり
言わずと知れた、GWのお祭りの代表格「博多どんたく港まつり」。全国的にも知名度が高く、毎年5月3日〜4日の2日間で国内外から約200万人の観光客が訪れる。明治通りでは、思い思いの衣装を身にまとった“どんたく隊”がパレードを実施。しゃもじを打ち鳴らしながら街を練り歩く姿はこの時期の風物詩となっている。
華やかな「にしてつ花自動車」も必見だ。人気のキャラクターなどが描かれ、造花やLED電球で装飾された車両が市内各所を回る。2019年は、「地域を味わう旅列車 THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」、「トイ・ストーリー4」、「ホークス&アビスパ」、「アンパンマン」の4台が運行する。
陶器市
毎年GWの期間中、各地で多くの来場者数を記録する「陶器市」では、オシャレな器をかなりお得に購入できる。最も有名なのは有田陶器市(佐賀県/有田焼)。約100万人が訪れる日本三大陶器まつりのひとつだ。また、有田陶器市のすぐお隣、波佐見陶器まつり(長崎県/波佐見焼)は、モダンなデザインも多く若者を中心に人気が高い。福岡県内で開催されるのは、小石原焼 春の民陶むら祭(福岡県/小石原焼)。「飛び鉋(かんな)」と呼ばれる伝統技法を使いながら、こちらも若者ウケするデザインが増えており、要チェックだ。
門司海峡フェスタ
北九州のGWと言えば、「門司海峡フェスタ」だ。鎧をまとった行列が鬨をあげながら、門司港レトロを練り歩く。門司港レトロ中央広場では、バナナの叩き売りやバンド演奏などが行われ、地元グルメの屋台も多数登場。4日の夜には、イベントのフィナーレとして、シーサイド花火が打ち上がる。
フォトジェニックな花まつり
この時期にしか見られない、花々の絶景を堪能しよう。
河内藤園(藤の花)
例年、GWと時を同じくして見頃を迎える藤の花。福岡県内には藤の名所がいくつかあるが、北九州市八幡東区にある「河内藤園(かわちふじえん)」は特に絶景だ。アメリカのニュース専門放送局CNNが「日本で最も美しい場所31選」のひとつに選出するほどで、その幻想的な美しさには思わずうっとりする。開花状況やチケットの購入方法については、事前に公式サイトでチェックしておこう。
海の中道フラワーピクニック
いつ訪れても四季折々の花々を楽しむことができる「海の中道海浜公園」。なかでも、GW期間中は特におすすめだ。例年4月中旬から下旬にかけて、約150万本のネモフィラが見頃を迎える。辺り一面に咲き誇る青い花は、最高にフォトジェニック! また、「フラワーピクニック」の期間中は、さまざまなイベントが催されるので、一日中遊んでももの足りないくらいだ。
※今年のネモフィラは見頃の時期が少し早いため、開花情報は公式サイトで要確認。
子供が喜ぶGWのイベント
毎日のように「どこか連れて行って〜!」を繰り返す子供たち。そんなときにおすすめのイベントがこちら!
夜のすいぞくかん
今年で20年目を迎えるマリンワールド海の中道「夜のすいぞくかん」。4月27日~5月6日の10日間は、営業時間を21:30まで延長。暗くなった水槽で、昼間とは違った生き物たちの生態を観察できる。博多湾の夜景をバックにジャンプする「夜のイルカショー」や、約2万匹のマイワシによる「音と光のイワシショー」も必見だ。
キャナルサーカス
キャナルシティ博多では、GW期間中、世界トップクラスのサーカスパフォーマーによる「キャナルサーカス」を開催。コメディパフォーマンスからアクロバットショーまで、世界トップクラスのショーを無料で観覧できる。5月1日からの「SPECIAL SHOW」では、大画面映像とサーカスによるコラボレーション演出も披露。
ARトリックアート展
福岡市科学館では、見て、触れて、写真を撮って楽しめる「ARトリックアート展」を開催。専用アプリを使うと、撮った写真が動き出すAR(拡張現実)が楽しめる。
ジブリの大博覧会
福岡市博物館で開催中の「ジブリの大博覧会」では、スタジオジブリの設立から30年間の歩みを体感できる。一番の目玉は、今にも動き出しそうなほどリアルな「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」。「となりのトトロ」のネコバスや、「天空の城ラピュタ」の空飛ぶ巨大な船も必見だ。
ジュラシックドームⅢ
ヤフオクドームでは、5月2日〜6日の5日間、恐竜をテーマにしたイベント「ジュラシックドームⅢ」が開催される。三度目となる今年は、ARシューティング「DINO-ZONE」が初登場。巨大な恐竜がリアルに動き回る恐竜ショー「DINO-A-LIVE」や「化石発掘体験」なども実施予定だ。
やまめ釣りまつり
白糸の滝ふれあいの里で開催される「やまめ釣りまつり」。釣ったやまめは塩焼きにしてもらって、その場で食べることも可能だ。また、夏休みに大人気の「そうめん流し」もこの期間から開始される。子供たちにとって最高の思い出になること間違いなしだ。
垂涎必至!GWのグルメイベント
美味しいグルメが大集合。花より団子なあなたは、グルメイベントで決まり!
超カレーグランプリ
全国の実力派カレー店が、舞鶴公園西広場に集結する「超カレーグランプリ」。もちろん地元福岡からも、選りすぐりの名店が出店する。カレーファン大注目のイベントだ。人気芸人によるお笑いステージも開催予定。
TAMAGO FESTA 2019
ベイサイドプレイス博多では、「ベイサイドイ-ス-タ、TAMAGO FESTA 2019」を開催。さまざまな卵料理が食べられるほか、イースターにちなんだエッグハントやエッグクラフトなど、親子で楽しめる。
GWはお昼から飲みたい!ビール祭り
日に日に気温も上がり、気持ちのいい気候が楽しめる季節。青空の下、昼間から飲むビールは格別だ。
九州ビアフェスティバル
舞鶴公園西広場で、超カレーグランプリと同時開催の「九州ビアフェスティバル2019」。個性豊かなクラフトビールが工場直送で登場。九州では珍しい商品も楽しめる。
九州地ビールフェア
百道浜のRKB毎日放送会館横では、今年も「九州地ビールフェア」が開催される。30メーカー以上の個性豊かな地ビールと、ビールによく合う絶品フードが集結。
小倉オクトーバーフェスト
2014年の初開催から今年で6年目を迎える「小倉オクトーバーフェスト」。今年はドイツビールに加え、イギリス、フランス、オーストリアからも珍しい樽生ビールを多数輸入。ソーセージなどのドイツ料理も、もちろん楽しめる。
お金をかけずに楽しむなら…
長すぎる10連休。毎日どこかにお出かけしていたら、かさむ一方の出費が心配。そんなときは、やっぱり「公園」がおすすめ。福岡には魅力的な公園がたくさんあるので、GWは、まだ行ったことがない公園に出かけてみてはいかがだろうか。
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TEXT:山下侑一郎
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