福岡には、子供が喜ぶ楽しい公園がいくつもある。 遊び慣れたいつもの公園もいいけど、たまには少し遠出をして、魅力的な遊具がそろった大きな公園に行ってみてはいかがだろうか。目一杯楽しそうに遊ぶ子供の笑顔を見れば、来て良かったなと心から思えること間違い無し。
もくじ
筑紫野市総合公園
まず最初に紹介するのは「筑紫野市総合公園」。都市高と九州自動車道を使えば、福岡市内中心部からでも30分ほどの距離。ここは、間違いなく“子供が喜ぶ公園”だと言える。
筑紫野市総合公園の目玉は、この「天拝の船」。海賊船のような大きな帆船。子供ならこの見た目だけでもテンションが上がるだろうが、この船自体が楽しさMAXの複合遊具なのだ。
滑り台はもちろん、吊橋やロープの遊具など、至る所に楽しい工夫が。船内は秘密基地のような雰囲気で子供心をくすぐる。
大きな水鉄砲で攻撃! これは楽しい。
船尾には激しい傾斜のフリーフォール滑り台。上に行くと足がすくみ、たじろいでしまうが、一度滑るともう快感。やみつきの楽しさだ。
天拝の船以外にも、幼児向け遊具があったり、芝生広場があったり、楽しみいろいろ。特に天拝湖を見下ろすローラースライダーは絶景で、爽快感も抜群。
これほど魅力満点な公園なのに、それほど混んでいないことが多い、超オススメの公園。コンビニや売店はないので、食べ物は持参する必要あり。
長いローラースライダーはお尻が痛くなるので、ヒップソリを持参しよう!
夜須高原記念の森(筑前町)
続いてお勧めしたいのは、筑前町の「夜須高原記念の森」。福岡市内中心部から車で1時間弱。とても大きな公園で、メインとなる風の広場は、駐車場から少し勾配のある坂(あるいは階段)を10分ほど登ったところにある。
子供たちのお目当ては、何と言っても大恐竜「ヤスゴン」だ。アスレチックとローラーすべり台が一体になった超大型の複合遊具。高所恐怖症の大人だと、ヤスゴンの頭部まで行くのも足がすくむが、子供たちは大喜び。
必死にヤスゴンの頭部まで登ったら、ローラーすべり台で一気に降りる。緑豊かな自然の眺めも、夜須高原ならではの魅力だ。
風の広場のすぐ下には、小さな子供でも楽しめる「ちびっこ広場」。砂場や滑り台はもちろん、他の公園ではあまり見かけない面白そうな遊具がそろっている。
西駐車場のすぐ横にあるバスケットコート。受付は管理センターで行う。ボールの貸出も有り。ちなみに管理センターでは、バスケットボールの他にも、バレーボール、サッカーボールやフリスビーの貸出もしている。風の広場に行く前に借りて行くといいだろう。
管理センターから道を挟んだ向こう側には、鯉やカモがいる渓流園があり、さらに、その中には迷路も。何分でゴールできるか、よ〜いドン!
夏には水遊びができる「水の広場」も。これ以上公園に望むものは無いというほど、楽しみがたくさん詰まった公園だ。
大野城いこいの森中央公園
福岡市内中心部から車で約40分。大野城市の南側に位置し、豊かな自然に囲まれた「大野城いこいの森中央公園」。
子供たちのテンションを一気に上げるのが全長90mのジェットスライダー。小高い場所にあるため迫力満点。
ジェットスライダーを一気に滑り降りたら、今度はアスレチックをしながら登ってくる。そしてまた滑り降りる。楽しさの無限ループだ。
こちらもテッパン遊具のターザンロープ。計算された角度と長さで、心地よいスピード感を楽しめる。
パットゴルフは1人200円。
夏場は噴水広場で水遊び。充実した遊具に、豊かな自然。1日のんびり過ごしたくなる公園だ。
公園ではオシャレなサンシェードで快適に過ごそう!
平尾台自然の郷(北九州市)
北九州市小倉南区の「平尾台自然の郷」。高速道路を使えば福岡市内中心部からでも1時間弱。意外と近い。日本でも有数のカルスト台地に囲まれ、その名の通り、大自然を満喫できる広々とした公園だ。
広い園内の移動には、トロッコバスの「きたぽっぽ」を使うと便利。しかも楽しい。
「きたぽっぽ」に乗って公園の一番奥まで進むと、キャンプ場の横に整備された「草そり場」が。そりは、キャンプセンターでレンタル可。
草そりや広大な芝生広場が魅力の公園。芝生広場の横には、数こそ多くはないが、工夫をこらした遊具も。
陶芸ろくろ体験や石窯パン作りなど、体験工房プログラムが充実。夏は水遊びもでき、園内にはレストランや売店もある。一日中いても子供たちを飽きさせない。近くには「千仏鍾乳洞」もあるので、午前中に鍾乳洞冒険、午後は自然の郷という流れがオススメだ。
東平尾公園(福岡市博多区)
近場で草ソリが楽しめる「東平尾公園」。なぜか北九州の「平尾台」と混同して、遠くの公園だと勘違いしている人がたまにいるが、こちらは福岡市内。近くて人気の公園なので、駐車場やソリ待ちの行列ができることも多いので、行くなら午前中早めがおすすめ。
草ソリ場の横に設置されている、全長約83メートルのローラーすべり台。何度も滑るとお尻が痛くなる長さだ。
遊具やアスレチックもあり、小さな子供から小学生くらいまで幅広く楽しめる。
バスケットボールのリングも設置されている芝生広場。福岡市内なのでそれほど広さは無いが、小さな子供がボール遊びするには十分だろう。草ソリや遊具、芝生広場などがあるのは、東平尾公園の中でも「大谷広場」というエリア。東平尾公園の中には、球技場や陸上競技場などもあり、駐車場もそれぞれ分かれているので迷わないように要注意。
大濠公園(福岡市中央区)
福岡の公園と言われて真っ先に思い浮かぶのは「大濠公園」だろう。ファミリーだけでなく、白鳥ボートに乗るカップルやジョギングやウォーキングを楽しむ人達など、福岡の老若男女が訪れ、福岡市民のオアシスとして愛されている。
大濠公園の中には「くじら公園」と「どんぐり公園」という2つの遊具広場がある。どちらにもブランコや砂場、滑り台などがあるが、どんぐり公園のほうがどちらかと言うと小さな幼児向けだ。
大濠公園のすぐ隣には舞鶴公園が隣接していて、その間には広い芝生広場がある。正確には舞鶴公園の「西広場」という位置づけだが、近すぎて大濠公園の一部だと思ってしまうほど。ここでは、のんびり読書をしたり、バトミントンをしたり、補助輪を外して自転車の練習をしたり。
スタバがあるのも、大濠公園が魅力的な理由のひとつだ。福岡で公園の中にスターバックスがあるのは大濠公園くらいだろう。
ボートハウスの1階にある「Royal Garden Cafe」。まるで池の上に浮いているかのようなテラス席は開放感抜群だ。
もーもーらんど 油山牧場(福岡市南区)
えっ、ここが本当に福岡市内? 福岡市南区の「もーもーらんど 油山牧場」だ。入場料は無料(駐車場は有料)で、公園として一日中遊べるうえに、動物たちとも触れ合える。
子供たちに人気のローラースライダーは、福岡の市街地を眼下に滑り降りる爽快感がたまらない。
ローラースライダーを滑り降りたところに「ふれあい広場」があり、遊具や広い芝生広場がある。
ただの公園ではなく、あくまで牧場なので、乗馬体験や搾乳体験、バターの手作り体験ができたりと楽しみ方はいろいろ(いずれも有料)。
ランチは市街地を見下ろしながら楽しめるバーベキューがおすすめ。予約優先なので、前日までに電話で予約しておこう。
今津運動公園(福岡市西区)
糸島方面に遊びに行ったら、高い確率で立ち寄る「今津運動公園」。糸島市だと思われがちだが、実は福岡市西区。一番の魅力は、緑が綺麗で広大な芝生広場。良く晴れた日に来れば、芝の緑と青空のコントラストが美しく、それだけでも癒される。
ターザンロープなど、人気のアスレチック遊具が充実した「アスレチック広場」。その他、「ちびっこ広場」には幼児向け遊具も。
周囲には1周1,250mの「さわやかロードコース」。野鳥のさえずりを聞きながら、気持ちよく汗を流すことができる。
足つぼを刺激する「リフレッシュロード」も地味に人気。まさに、裸足で遊びたくなる公園。
小戸公園(福岡市西区)
福岡市西区、マリノアシティのすぐ近くにある「小戸(おど)公園」。海岸線に面した公園で、潮風が心地よい。広大な芝生広場では、子供たちが元気に駆け回る。
すぐ隣はヨットハーバー。どこか海外にでも来たかのような雰囲気を味わうことができる。
遊具の数はそれほど多くないが、海があり、広大な芝生広場があり、バーベキューもできる。大好きな公園の一つだ。
海の中道海浜公園(福岡市東区)
福岡では言わずと知れた「海の中道海浜公園」。ヤフオクドーム約40個分という広大な面積を誇る自然豊かな国営公園だ。一年を通して、その季節ごとの花々を楽しむことができるのも魅力。
園内には様々な遊具や水上アスレチックが設置されている。中でも子供たちに大人気の巨大なエアー・トランポリン「くじらぐも ふわんポリン」。果てしなく遊び回る子供たちをみて、子供の体力の無限さに、ただただ驚く。
園内にある「動物の森」には、カピバラやリスザル、フラミンゴなど約50種の動物がいて、見るだけでなく、動物たちと触れ合うこともできる。
さらには、自転車をレンタルしてサイクリングも楽しめる。広い園内の移動手段として使えるだけでなく、玄界灘と博多湾に挟まれたサイクリングロードは、抜群の爽快感だ。“1日中遊べる”を通り越して、“1日中いても遊びつくせない”公園。
アイランドシティ中央公園(福岡市東区)
東区アイランドシティにある「アイランドシティ中央公園」。
新しく綺麗な公園で、芝生広場が有り、大きな複合型遊具に、ターザンロープなど、都心部にありながら子供たちが欲しがるものをしっかり備えた公園だ。
太宰府梅林アスレチックスポーツ公園
太宰府市にある「太宰府梅林アスレチックスポーツ公園」。一面に梅の絵が描かれた大きな壁面が印象的。
ターザンロープなどのアスレチック遊具だけでなく、小さな幼児向けの遊具もあり、幅広く楽しめる。
約30メートルのロングローラースライダーも。
駕与丁公園(粕屋町)
福岡市東区のすぐお隣、糟屋郡粕屋町の「駕与丁公園」。読み方が難しいが、「かよいちょう」と読む。実は、大濠公園よりも大きな駕与丁池。その周りがランニングコースになっていて、距離は4.219km。10周するとフルマラソンの距離になる。
ジョギングやウォーキングを楽しむ人だけでなく、子供向けの遊具や立派なバラ園もあるので幅広い世代が訪れる。春には、池のほとりの桜が一面ピンク色に咲き誇り、人気の花見スポットに。
高田濃施山公園(みやま市)
福岡市内中心部から車で1時間ちょっと。有明海にほど近い、みやま市の「高田濃施山公園」。遊具の数は多くないが、全長100mと80mの超ロングローラースライダーを備えた巨大な複合遊具が人気。
夏には、水路で水遊びもできる。
箱崎公園(福岡市東区)
福岡市東区の「箱崎公園」。市内中心部からも近く、周辺は住宅地のため、いつも多くの人で賑わう。
子供たちが並んで滑ることができる、幅の広い滑り台が大人気。
1周890mのジョギングコースもあるので、気持ちよく汗を流したり、のどかに散歩を楽しむ人達も多い。
なまずの郷(福津市総合運動公園)
147,000㎡の広大な敷地を有する「なまずの郷(福津市総合運動公園)」。
鯉に餌をやることができる「フラワー池」。公園の名前の通り、池には鯉だけでなく、20匹以上のなまずがいるそうだ。ただし、夜行性のため見ることはなかなかできない。
広さ11,000㎡の綺麗な芝生広場。思いっきり駆け回ろう。