暑い夏におすすめしたい隠れた涼スポット「河内河川プール」。佐賀県鳥栖市、「河内(かわち)ダム」の上流に位置し、大木川の水を引き込んで作られた河川プールだ。
無料で遊べる穴場スポット
高速道路を使えば、福岡市内中心部からでも1時間弱。人気の中ノ島公園などと比べると人も少ない穴場スポットだ。駐車場は33台分。ここが満車になれば、近くにある「コカ・コーラウエスト鳥栖市民の森」の駐車場を利用できる。トイレは駐車場に有り。
駐車場から川のほうに少し下ると河川プールが見えてくる。利用料金は無料なので、受付などは特に無い。
深さが異なる3つのプール
3つの河川プールは、深さが少しずつ異なる。↑ここは一番上流にあり、最も浅い。子供の膝下ほどの水位で、小さな子供でも安心して遊ぶことができる。但し、地面は硬いので少し注意が必要だ。
下流側に行くほど深くなり、最も深い部分で大人の腰ほど。浮き輪を持参して遊ぶ子供も多い。
流れは非常に緩やかで、場所によって、水がかなり冷たかったり、少し温かかったりする。
真夏でも心地よい木陰
木陰が多いのも河内河川プールのおすすめポイントのひとつ。レジャーシートやサンシェードを持参すれば、真夏でも心地よく過ごせて、ちょっとした避暑地の雰囲気。
河川プールの横には透き通った小川が流れる。カニもいるようだが、筆者は見つけられず。
【開設期間】2017年7月21日〜8月31日
【利用時間】9:30〜16:00
※大雨、雷、川が増水した時は中止。
ランチは鳥栖駅名物のシュウマイ弁当
河内河川プールの難点は、すぐ近くに売店やレストランが無いこと。そこで、筆者のおすすめは、JR鳥栖駅で購入できる中央軒の「長崎街道焼麦弁当」。朝、鳥栖駅に寄り道して買っておこう。
シュウマイ弁当と言えば、「東の崎陽軒、西の中央軒」と言われるほど。この長崎街道焼麦弁当は中央軒で人気の「焼麦(しゃおまい)」と「かしわめし」が同時に味わえる、贅沢な駅弁。駅弁を川辺で食べるというミスマッチも決して悪くない。
帰りは必ず「アンジェココ」に寄るべし
河内河川プールで思う存分遊んだら、鳥栖市で人気のケーキ屋さん「Ange Coco(アンジェココ)」に立ち寄ろう。店内のショーケースには、見た目から既に美味しいケーキがたくさん並んでいる。選ぶ時間も楽しいが、あまりにどれも美味しそうで、どれを買うか決めるのに一苦労だ。
ケーキだけでなく、ジェラートやチョコレート、プリンなども買える“Sweets Village”になっていて、ヨーロッパの街に迷い込んだかのようなメルヘンチックな空間。ジェラートを買うと、「カップにしますか?シュークリームの生地にしますか?」と聞かれ、迷わず後者を選択。ここに住みたくなるほど、感動的なの美味しさだ。