“ちょうどいい” が、ありがたい。広さも、料金も。宗像ユリックスの「ゆ〜ゆ〜プール」は、小学生以下の子供がいるファミリーにとって、まさに “ちょうどいい” プール。ちょうどいいから、何度も通える。通いたくなる。そんな、夏の定番スポットをご紹介。
何度も通える料金設定
訪れたのは、プレオープン期間の日曜日。到着すると、すでにたくさんの人が開場するのを待っていた。
建物の内側に券売機があるので、先にチケットを購入しておこう。
<入場料>
一般:610円
中・高校生:490円
4歳〜小学生:360円
※4歳未満は無料!
良心的な料金設定がとてもありがたい。しかも、会社などでリロクラブやウェルボクスの福利厚生に入っていればさらに安くなる。4歳〜小学生なら、お得な回数券も。これなら夏の期間中に何度も通う家族も多いだろう。平日なら、午後3時以降の入場で料金が半額になる「ゆ〜涼み割引」もお得だ。
ゆ~ゆ~プールのすぐ隣には遊具があり、オープンまでの待ち時間に退屈する子供を遊ばせておくこともできる。
広い駐車場
宗像ユリックスの駐車場は広い。ただし、ゆ〜ゆ〜プール(MAP上の左下)に近い位置から順番に埋まって行くので、タイミングによっては少し離れた場所に駐車し、そこから歩かなければならない。とはいえ、遠くても徒歩10分ほどの距離だ。駐車場が無料なのも嬉しいところ。
子供が喜ぶ3つのプール
ゆ〜ゆ〜プールには、3つのプールがある。1つ目は、ヨットのオブジェが特徴的な「流水プール」。水深1.1m、1周200mの流れるプールは、子供たちに大人気だ。
「スライダープール」も無料で、何度でも利用できる。中学生以上だと物足りなく感じるかもしれないが、スライダーデビューするにはこのくらいの高さがちょうどいい。(身長120cm未満のお子様は利用不可)
小さな子供には「クローバー型の子どもプール」がおすすめ。場所によって深さが異なり、深いところで大人のひざくらい。浅いところは足首くらいなので、幼児でも安心して遊べる。滑り台が2つ設置されているので、まだスライダープールに行けない子供たちも大喜び。
お昼ごろになると、どのプールも大賑わい。見渡せる距離に3つのプールがまとまっているのが親としては嬉しいところだ。子供が小さなうちは、このくらいの規模がちょうどいい。
テントを持ち込み、日陰を確保
大人が気になるのは、日陰スペースだろう。今年の夏は特に暑いので、日陰の確保はとても重要。プールサイドにテントが設置されているが、限りがあり、早々に埋まってしまう。
ゆ〜ゆ〜プールは、テントの持ち込みが可能なので、サンシェードなどを持参するのがおすすめだ。プールの周りにある木陰は、雨後の筍状態。太陽が昇るにつれて影も移動するので、それも踏まえて場所を確保するといいだろう。
売店は11時にオープン
売店は、入口建物2階の1ヶ所のみで、オープンするのは11時。行列を避けたい人は、11時少し前に並んでおこう。
こちらも良心的なお値段。
カレーに、うどんに、からあげに…。プールと同様、子供たちが好きなものがちょうどよくそろっている。
プールの後はプラネタリウム!
ゆ〜ゆ〜プールで遊んだ後は、宗像ユリックス本館2階にあるプラネタリウムもおすすめ。実はここのプラネタリウム、プラネタリウムを発明した
本館へは、ゆ〜ゆ〜プールを出て、芝生広場を通り、徒歩で7〜8分。
プラネタリウムのプログラムは、「こども向け(対象:幼児〜小学校低学年)」「おとな向け(対象:小学生以上)」「リラクセーションプログラム(対象:おとな)」の3種類。「こども向け」なら、なんと一律100円でプラネタリウムを観賞できる。
<こども向け>
4歳以上:一律100円
<おとな向け>
おとな:370円
小中学生:150円
幼児(4歳〜):100円
<リラクセーションプログラム>
おとな:370円
小中学生:150円
※未就学児は入場不可
今回観賞した「こども向け」の<ほしぞらクレヨン★>は、上映時間が約45分。星座の話に始まり、後半はロケットに乗って宇宙へ。途中、クイズを出してくれたりするので、子供たちも飽きずに夢中で観賞。もちろんクーラーも効いているので、プールで火照った体をクールダウンさせるのにぴったり。上映時間は公式HPでチェックしておこう。
[文・写真]山下侑一郎