うきはの絶景! 91基の鳥居が連なる「浮羽稲荷神社」

浮羽稲荷神社(うきはいなりじんじゃ)

“インスタ映え” は、人を動かす。
うきは市で、いま人気の観光スポット「浮羽稲荷神社」。斜面に沿って連なる91基の鳥居は、まさにインスタジェニック。白壁の街並みや、フルーツ、棚田など、なにかと魅力の多いうきは市だが、この「浮羽稲荷神社」も忘れてはいけない。

「インスタ映え」で人気上昇中

うきは駅からまっすぐ南下

JR「うきは駅」から県道52号をまっすぐ南下すると、前方の少し小高いところに朱色の鳥居が連なる「浮羽稲荷神社」が見えてくる。

浮羽稲荷神社のビュースポット

上から見下ろすと、鳥居の先に筑後平野が広がり、晴れた日には原鶴温泉やその向こうの山々まで、はっきりと見渡せる。確かに、Instagramでシェアしたくなる絶景だ。

鳥居の朱色が映える

景色をさえぎる高い建物はなく、ところどころに見える田んぼの鮮やかな緑に、朱色の鳥居がよく映える。広い空を自由にそよぐ風も心地がいい。

91基の鳥居が連なる

比較的新しい鳥居

鳥居をよく見ると、どれも比較的新しいことに気がつく。平成13年(2001年)に建てられたものから、今年建てられたものまで。

91基の鳥居

現在、鳥居の数は91基。山口県にある「元乃隅稲成神社」には及ばないが、それでもこれだけの数が並ぶと圧巻だ。

およそ300段の階段

一番下の鳥居

せっかくなので、一番下から階段を登ってみる。

約300段の階段

途中息切れをしながらも、登ること約5分。250段ほど登ったところで、一度鳥居が途切れ、そこからもう一息登ったところに社殿がある。合わせると300段近くになる。一度鳥居が途切れる場所が、人気のフォトスポットだ。

一番高い所にある社殿

浮羽稲荷神社の社殿

鳥居の写真を撮って満足せず、社殿まで上がってみよう。浮羽稲荷神社は、伏見稲荷神社から「稲倉魂の神」、京都松尾大社から「大山咋の神」、太宰府天満宮から「菅原道真公の神」が祀られており、商売繁盛、五穀豊穣、酒造と健康、長命長寿、学問の神様といわれてる。

アクセス&駐車場

浮羽稲荷神社の駐車場

浮羽稲荷神社は、福岡市内中心部から車でおよそ1時間。JRうきは駅からは、徒歩でも20分程度だ。

駐車場はビュースポットのすぐそばにあるため、車なら階段を登らずとも “インスタ映え” な写真を撮ることができる。ただし、スペースはそれほど広くないため、10台ほどしか駐車できない。

桜の名所としても知られる浮羽稲荷神社。次は、春に訪れてみたい。

[文・写真]山下侑一郎

浮羽稲荷神社(うきはいなりじんじゃ)
浮羽稲荷神社
福岡県うきは市浮羽町流川1513-9
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