メニューが「豚ステーキ(1,000円)」しかないお店『十一(トイチ)』。
博多駅南にある本店は、お店の看板もなく、豚のマークのみが目印。それなのに、いつも満席という人気店。
ただ、場所が駅から少し離れているので、昨年赤坂店ができたのはとても嬉しかった。
地下鉄赤坂駅直結、西鉄赤坂ビルの地下1階。
この入口の前は何度も通っているけど、その中に足を踏み入れたことは1度もない、という人も多いかもしれないが、「十一 赤坂店」はこの奥にある。
店内は、コンクリート打ちっぱなしの広々としたお洒落な空間。
長いカウンター席があるので、一人でも入りやすい。
メニューは「豚ステーキ」しかないので、オーダーする必要はない。
むしろ、店内を見渡してもメニューがどこにもないので、知らずに入ると戸惑うだろう。
まず出てくるのは、パイナップル入りサラダ。
さっぱりとしたドレッシングが美味しく、お気に入りのサラダだ。
程なくして、メインの登場。
鉄板の上に玉ねぎと、ミディアムレアの美しい豚テキ。
手前真ん中にあるのが「しょうが醤油」。
これをお肉につけていただく。
柔らかく、ジューシー。口の中で旨みが広がる。
目をつぶればいつでもあの味を思い出すことができる。
卓上には、「にんにく入りの辛みそ」と「わさびおろし」。
特に辛みそがオススメ。
辛みその辛みとしょうが醤油の甘み、そしてお肉の旨み。あぁ、垂涎。
ご飯と味噌汁はお替わり自由。
そして、なんと500円で「替え肉」もできる。
替え玉が当たり前の博多っ子も「替え肉」には少し驚く。
ランチだけでなく、夜もトンテキのみ。
それだけ自信があるということだろう。