11月21日(水)、待ちに待った商業施設がいよいよオープンする。ヤフオクドームのすぐ目の前に位置し、2016年3月に閉鎖したホークスタウンモール跡地に登場する「MARK IS(マークイズ)福岡ももち」。どんな施設なのか、どんな店舗が入っているのか。気になっている人も多いだろう。11月20日に行われたプレオープンに行って来たので、早速その全貌を紹介したい。
静岡・みなとみらいに続き
西日本初出店
三菱地所が開発する商業施設の旗艦ブランド「MARK IS(マークイズ)」。静岡・みなとみらいに続き、3施設目となる「マークイズ福岡ももち」は西日本初出店で、「MARK IS」ブランドとして最大規模を誇る。
“日常使い”を意識した店舗構成
正面エントランスから入ると、マークイズ福岡ももちのシンボル的なスペース「おおかいだん(OH-KAIDAN)」がお出迎え。
みんながもっとも気になるのは、おそらく店舗構成だろう。
1階は「ユニクロ」「ハローデイ」「キャンドゥ」など、デイリーユースのフロア。2階は「RHC ロンハーマン」「nano・universe」「JOURNAL STANDARD relume」など、ファッション系が多い。3階はフードコートのほか、「トイザらス・ベビーザらス」「ABC-MART」など。4階には「ユナイテッド・シネマ」「コジマ×ビックカメラ」などが入る。
全163店舗のうち、県内初出店は44店舗。全体としては、周辺に住む人たちが “日常使い” できるお店が多い印象だ。
カフェ・レストランも充実
ホークス戦を観に行くとき、周辺に飲食店が少ないのが悩みの種だったが、ようやく解消されそうだ。
マークイズ福岡ももちに入るカフェ・レストランは、全部で26店舗。「博多屋台一幸舎」「讃岐釜揚げうどん丸亀製麺」「FRESHNESS BURGER」など、おなじみのお店が多いが、福岡初出店のお店も入ってる。
なかでも特に注目のお店が、回転寿司「金沢まいもん寿司」。回転寿司の激戦区・金沢に本店を置く人気店が、満を持して九州に初出店したということで、プレオープンの日からすでに長い行列ができていた。この日は断念したが、これは一度食べておきたい。
小さな子供連れでも安心
「マークイズ福岡ももち」は、小さな子供連れにも嬉しい施設だ。授乳室やオムツ替え室はもちろん、3階にはキッズゾーン「あそびばももち」があり、小さな子供が安心して遊ぶことができる。
また、有料だが、九州初登場のキッズプレイグラウンド「あそびパークPLUS」には、遊具が20種類以上。3Dプロジェクションマッピングでリアルな海を再現した屋内砂浜『海の子』は、子供が喜ぶこと間違いなしだ。利用料金はこちら。
ゆっくり過ごせる
「ユナイテッド・シネマ」や「Zepp Fukuoka」は、この地に戻ってくるのを待ち望んだ人も多いだろう。また、もはや珍しくはないが、スターバックスが入った「TSUTAYA BOOKSTORE」があるのも嬉しいところだ。
駐車場は「特別料金」に要注意
駐車場は約1,300台分。30分ごとに150円かかるが、平日は2時間無料。マークイズ福岡ももちでのお買い上げ金額などに応じた駐車料金サービスもあり。
ヤフオクドームでイベントが開催される日は、通常料金に特別料金7,000円が加算されるので注意が必要だ。時間帯によっては、「特別料金解除」を行うことも可能なので、詳しくは公式HPをチェックしよう。
[文・写真]山下侑一郎
