糟屋郡篠栗町にある「鳴淵（なるふち）ダム」。夏になると水遊びを楽しむ子供連れの家族で賑わう。比較的こじんまりとはしているが、流れが穏やかで、ちょっとした滑り台のような場所もあり、小さな子供を遊ばせるにはちょうどいい水遊びスポットだ。
小さな子供の川遊びデビューに
鳴淵ダムは、福岡市内中心部から車で30分ほどの距離。国道201号線の「鳴淵ダム入口」からわずかに上ったところにある。ダム湖の周回道路を散策できたり、バーベキューが楽しめる展望台広場もあるが、水遊びができるのは、「エントランスゾーン」と呼ばれるダム南側の河川区域。
水の深さは、浅いところで子供の足首ほど、深いところでも膝から腰ほど。流れも緩やかなので、幼児の川遊びデビューにもうってつけだ。泳ぐというよりは、浮き輪でパチャパチャ遊んだり、水鉄砲や虫取り網で楽しむ子供が多い。
この滑り台のようになっている場所は、子供たちに大人気。これがあるおかげで、幼児だけでなく小学生でも楽しめるスポットになっている。浮き輪の上に座って滑る子供も多いが、何度も滑ると浮き輪へのダメージが心配。下記のような “ヒップソリ” を持参すれば、思う存分楽しめるのでオススメだ。
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時折、JR福北ゆたか線の電車がすぐそばを通る。その向こうには山も見え、のどかな夏の風景を堪能できる。
一棟だけ東屋があるが、特に午前中は日陰が少ないので、サンシェードなどを持参しよう。
▲ダムの堤高は67.4m。見上げるとかなりの迫力。
駐車場＆トイレ有り
川遊びスポットのすぐ近くに駐車場とトイレもある。シャワーはないので、大きめのペットボトルなどを持参しておくと便利だ。
駐車場はGoogle Mapで「鳴淵ダム駐車場」と検索すると、かなり離れたダム北側の駐車場を案内される。Google Mapを使う場合は、ダム南側にある「小川の公園」を目指そう。
［文・写真］山下侑一郎
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