いつ訪れても四季折々の花々を楽しむことができる「海の中道海浜公園」。中でも4月中旬から下旬にかけて見頃を迎えるネモフィラは、約150万本の青い花が辺り一面に咲き誇り、最高にフォトジェニック。過ごしやすい春のこの時季におすすめのお出かけスポットだ。(撮影日:2018年4月22日)
広がる青の絨毯
海の中道海浜公園の大芝生広場の奥に広がる小高い「花の丘」。秋にはコスモスが咲くこの場所で、一面に広がる瑠璃色の花畑。約15,000㎡の敷地に150万本のネモフィラが咲き誇る。
丘の上からは一面に広がるネモフィラ畑を一望。誰もが感嘆の声を上げるとともにカメラのシャッターを押し続ける。人気スポットなので観光客も多いが、それ以上に敷地が広大なので存分に花畑を堪能することができる。くれぐれも花畑には入るなんてことはないよう、マナーはしっかり守りたい。
ネモフィラは“赤ちゃんの青い瞳”
ネモフィラは北アメリカ原産の一年草で、海の中道海浜公園に咲いているのは「インシグニスブルー」という品種だ。和名は「瑠璃唐草(るりからくさ)」、英語では「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれる。小さくて青く愛おしいその花のイメージにぴったり。花言葉は、「可憐」「どこでも成功」など。
ネモフィラの見頃は?
ネモフィラの開花時期は通常4月中旬〜5月上旬頃だが、今年は開花が早く、見頃は4月末頃までになりそうだ。早めに訪れることをおすすめしたい。
ネモフィラがある花の丘の近くには大芝生広場や大型遊具(スカイドルフィン)、動物の森などもあり子供たちも飽きさせない。さらに。気候の良いこの時季は、レンタサイクルやバーベキューもおすすめ。
[文・写真]山下侑一郎
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