※福岡TOUCH 終了のお知らせ(2024年12月末)

福岡市科学館 − これは年間パスポート買っちゃう!|六本松421

福岡市科学館

2017年10月1日、六本松421にニューオープンした福岡市科学館。以前は福岡市立少年科学文化会館として中央区舞鶴にあったが、2016年3月末に閉館。その代替施設として九州大学六本松キャンパス跡地に登場したのが、この福岡市科学館だ。以前からよく利用していた人たちもさることながら、多くの人が待ちわびたオープン。気になるその全貌を紹介する。

 

8K相当の高画質ドームシアター(プラネタリウム)

ドームシアター(プラネタリウム)

舞鶴時代から人気のあったプラネタリウムが、最新鋭の光学式投映機と8K相当の高解像度デジタル式投映機を駆使したドームシアターとして六本松に帰ってきた。

ただ星を見るだけではなく、人気アニメなどともコラボし、美しい映像やストーリーで宇宙の世界を楽しませてくれる。プログラムは未就学児向けのものから大人が楽しめるものまで用意されているので、事前にスケジュールを確認しておこう。また、人気のプログラムはすぐに満席になってしまうため、早めに行ってチケットを購入しておく必要がある。

 

楽しく学べる科学

プラネットプランター

5階の基本展示室は、「宇宙」、「環境」、「生活」、「生命」、「フューチャー(未来)」という5つのゾーンに分かれていて、それぞれ最新テクノロジーを駆使した様々な体験型展示が用意されている。まず、中央に大きく配置されているのが「プラネットプランター」。

プラネットプランター

手元の発射ボタンでミサイルのように「タネ」を打ち込み未開の星を育てるというアトラクション。

スタンプ「科学のタネ」

その「タネ」を集めるためにはこの「みらいカード」が必要。スタンプラリーの要領で、各展示を体験したらこのカードを挿入しスタンプ(科学のタネ)をゲット。さぁ、何個集めるられるかチャレンジ!

フューチャー

展示はどれも楽しみながら学べるように工夫されている。頭や体を使いながらチャレンジすることで、子供たちが科学やテクノロジー、生命などといったものに自然と興味をもつようになる。楽しみながら学べる、それが福岡市科学館の魅力だ。

生命の誕生

「人はどうやって生まれたの?」 そんな子供たちのふとした疑問の答えがここなら見つかるかもしれない。

イライラ棒?

あれ、これは・・・イライラ棒??

ロボットとどっちが早く正確にできるか勝負。懐かしさからか、これは大人たちにも大人気。

サイエンスショーステージ

科学をテーマにした実験など、土日には1日6回のサイエンスショーを実施している。子供たちは目を丸くして実験に釘付け。

 

入場料と年間パスポート

入場料金は以下の通り。

<5階 基本展示室入場料>
大人:500円
高校生:300円
小・中学生:200円
未就学児:無料

<6階 ドームシアター観覧料>
大人:500円
高校生:300円
小・中学生:200円
未就学児:無料

<年間パスポート>
大人:3,000円
高校生:1,800円
小・中学生:1,000円

この年間パスポートがあれば、基本展示室の入場と1日1回ドームシアターの観覧が可能(対象外有り)。つまり、3回で元が取れる! これは有り難い!

人が多いので1日で全ての展示を楽しむのは難しいし、ドームシアターもいくつかのプログラムがあるので、年パスを買って何度も来たい。2階にはスターバックス&蔦屋書店があるので、子供とお母さんが科学館で遊んでいる間にお父さんはスタバで読書とか、あるいは、子供とお父さんが遊んでいる間にお母さんがお買い物、みたいな使い方も可能。近くに住んでいるなら、年パスを買わない手はない!

 

午前中がおすすめ!駐車場と混雑状況

みんなが気になるのは混雑状況だろう。筆者が行ったのは10月末の日曜日。開館時間の9:30少し前に到着したところ、車は敷地内の駐車場にスムーズに駐車できたが、既に入館待ちの行列が出来ていた。ただ、開館と同時にどんどん進み、15分もせずに入館できた。素晴らしいオペレーション!

ドームシアターは11時からのプログラムを購入したので、まずは5階の基本展示室へ。先にドームシアターに行った人も多いので、この時点で5階はほぼガラガラ。午前中はストレスなく各展示を楽しむことができた。ランチを挟んで午後に再入場すると、館内はかなり混雑していて、人気の展示は順番待ちの状況。いっぱい楽しみたいなら午前中、開演時間前に行くのがオススメだ。

 

福岡市科学館福岡市科学館
福岡市中央区六本松4丁目2−1
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