あれ? こんなに楽しかったっけ?
小学生の時に来て以来、およそ25年ぶりに訪れた『三瀬ルベール牧場 どんぐり村』。佐賀県の三瀬村と言えば、「三瀬そば」や「やさい直売所マッちゃん」が人気で、近くには「古湯温泉」もあり、筆者お気に入りスポットのひとつだ。どんぐり村で少し遊んだ後、温泉入って、蕎麦食べて、と計画していたのだが、まさか一日中どんぐり村で満喫することになるとは…。
グルメ、催し、盛りだくさん
大人500円、小人200円という良心的な入場料金を支払い、中に入ると、ヨーロッパの小さな村のような雰囲気の一角がお出迎え。お土産屋さんやパン屋さんなどが立ち並ぶ。
細長〜いロングパンや、みつせ鶏のジャンボ焼き鳥は、見た目のインパクトが抜群で、インスタ映え間違い無し。
時折、大道芸などの催しがあったり、輪投げやフラフープなどの遊び道具が置いてあったりと、来場者をあの手この手で楽しませてくれる。
広大な緑に癒やされる
さらに奥に進むと、急に現れる広大な緑の丘。見上げて目に入るのは、綺麗な芝生と広すぎる空。あぁここで草スキーがしたい。子供でなくてもそう思うが、残念ながら現在、草スキーは禁止されている。とはいえ、ただこの斜面を駆け上って、寝転がって、笑い合えば、それだけで十分だと思える。
丘の上からの眺め。これだけ自然に囲まれれば、空気が美味しくないわけがない。
ちびっこ広場の遊具。遊具の数や種類は、他の大きな公園に比べればかなり控えめ。
ボールの貸し出し有り。一見、ボール遊びに不向きな急斜面だが、逆にそれが面白かったりする。
ロードトレインに乗って鐘がなる丘へ
広い公園にはつきもののロードトレイン。ちびっこ広場の乗り場から10分弱で山の上の動物館へ。
山の上の動物館では、かわいいヤギさんに餌やり。どんぐり村と言えば、やっぱり動物たちとの触れ合いだ。
展望台の鐘を鳴らして、どんぐり村の大自然と動物たちにご挨拶。お腹も空いてきたので、ここは滞在時間短め。次に来たロードトレインですぐに下山。
あの「みつせ鶏」が食べ放題!
大人たちの一番の楽しみはこれかもしれない。バーベキューランド「三瀬館」で、なんとみつせ鶏が食べ放題!
20年以上前に、どんぐり村の鶏小屋で誕生したという「みつせ鶏」。程よく弾力がありジューシー。風味も豊かで、今では三瀬村が誇るブランド鶏だ。日によって異なるそうだが、モモ、せせり、砂肝など数種類の部位を食べ比べできる。
なんと、みつせ鶏を使ったオリジナルカレーも食べ放題! くっ、苦しい・・・。
値段は、思いの外リーズナブル。大人(中学生以上)1,800円、小人(小学生)1,200円、幼児600円、3歳以下無料。
豊富な手作り体験プログラム
生キャラメル作り、ウィンナー作りなど、手作り体験プログラムも豊富に用意されている。筆者が体験したのは、アイス作り(季節限定)。全て事前予約制のため、入場したらまず予約しておこう。
牛乳、生クリーム、卵黄などの材料が入ったボールを、塩を加えた氷水の上でひたすらクルクル。すると、底のほうから固まって、徐々にアイスが出来てくる。
固まった部分をヘラで剥がしては再びクルクル。何度か繰り返してアイスが完成! 案外簡単にアイスができることに、大人も子供も感動。
人間も動物もお腹いっぱい
お腹いっぱい食べたら、今度は動物たちに餌やり。ふれあい広場では、ヤギや羊、ポニーが飼育されていて、餌やり体験や乗馬体験ができる。
ふれあい広場からさらに少し登ると「小動物館」がある。ここでは、室内で、仔ヤギやハムスター、うさぎ、モルモットなど、比較的小さな動物とふれあうことができる。
ナイススマイル!
愛嬌たっぷりな動物たち。
一番のお気に入りは、モルモットのきくらげくん。ギョロっとした可愛らしい目と優しい肌触りに癒やされる。
他にも楽しみいろいろ
ちびっこカートは、昔も今も子供たちのテッパン遊具。
夏場はじゃぶじゃぶ池で水遊び。着替え必須。
いっぱい遊んで小腹が空いたら、濃厚な自家製ソフトクリーム。あれ、さっきもアイス食べたような。。
想像に反して、一日中たっぷり楽しめたどんぐり村。寒すぎず暑すぎず、季節の良い時期がオススメだ。