能古島の遊び方 – コスモスを見に行こう|のこのしまアイランドパーク


能古島のコスモス

能古島のコスモスは、美しい。そんなこと、福岡県民なら誰もが知っている。だからこそ、コスモスが見頃を迎える時期には、周囲12kmの小さな島に、多くの観光客が押し寄せる。一方で、“この時期は人が多かろうね”、“フェリーめっちゃ混むやろうね” と、足が重くなってしまう人がいるのも確かだろう。それでも、この記事を読んで、あらかじめ計画を立てておけば心配無用だ。例え混んでいても、そこには行く価値がある。

能古島のコスモスは、想像以上に美しい。

コスモスの見頃はいつ?

のこのしまアイランドパークには、通常の「コスモス」と「遅咲きコスモス」の2つがある。「コスモス」は、毎年10月上旬~中旬頃に見頃を迎え、その後、10月下旬~11月上旬に「遅咲きコスモス」が見頃を迎える。開花情報は、のこのしまアイランドパークのHPでチェック可能。日によっては、コスモスのライトアップが行われているので事前に確認しておこう。

 

能古島への行き方

姪浜渡船場

能古島へは「姪浜渡船場」からフェリーで渡ることになるため、まずは「姪浜渡船場」を目指す。姪浜駅、博多駅、天神からバスが出ている。車で行く場合は、渡船場の横に300台以上駐車可能な立体駐車場があるのでそこに駐車することになるのだが、“戦い” はここから始まる。

すでに行列が!

9時15分発のフェリーに乗るべく、20分前に姪浜渡船場に到着すると、既に長蛇の列が・・・。この時間帯のフェリーは、基本的に1時間に1本。ハイシーズンには臨時便が出るが、それでも1本逃せば30分程は待つことに。

列はグングン伸びる

もたもたしていると、瞬く間に列はグングン伸びて行く。渡船場に着いたら、運転手は車を停めに行き、その他の同乗者は、先に乗船券を買いに行こう。目の前にある行列は既に乗船券を購入し、乗船待ちの人たちだ。まず建物の中に入って乗船券を買う必要があるので要注意。

9時を過ぎると、乗船待ちの列もさることながら、駐車待ちの渋滞も徐々に激しくなる。立体駐車場が満車になると、その先にあるマリナタウン海浜公園の駐車場や臨時駐車場を案内されるが、時間が遅くなると駐車するだけでもかなりの時間を要する。ハイシーズンに車で行く場合は、余裕をもって、8時45分頃までに行くことをお勧めする。

海上タクシーという選択肢も

時間がお昼に近づくほど、すぐの乗船は難しく、1本逃す可能性が高まる。そんな時は、「海上タクシー」という新たな選択肢を検討。フェリー待ちの列のすぐ横でスタッフが声がけをしているのですぐに見つけることができるだろう。フェリーが片道大人230円。海上タクシーは片道大人500円。その差を「倍以上」ととらえるか、「わずか270円」ととらえるかは個人差があるだろうが、検討してみる価値は十分にある。

 

フェリーで約10分

フェリーで約10分

能古島まではフェリーで約10分。いざフェリーに乗り込む際、右側と左側のふたてに別れる。ここでは、福岡タワーやヤフオクドームがよく見える右側がおすすめ。さらに、「右側の一番奥」を確保できればベストだ。なぜなら、能古島に到着すると前方が出口となり、一番に降りることができるからだ。フェリーに乗ったあとも“戦い” はまだ続いていることを忘れてはいけない。

 

バスでアイランドパークへ

一目散にバスへ!

フェリーを降りたら、一目散に目の前のバス停へ!能古渡船場からアイランドパークへはバスで移動するのだが、混雑期は、このバスに乗るのにもまた一苦労。レンタサイクルという手段もあるが、アイランドパークまでは、かなり勾配の激しい坂を登ることになるので、ここはバスの一択と言える。

バスで約13分

アイランドパークまでは約13分。細くくねくねした坂を登っていくので、しっかりと手すりにつかまっておこう。もちろん、ここでも降り口に近い前方を確保。

 

アイランドパークに到着!

のこのしまアイランドパーク

入口で入園料を支払い、ついにアイランドパークに到着!早速、綺麗な花々と豊かな緑がお出迎え。美味しい空気を味わうかのように、大きく息を吸い込む。能古島の秋を五感で感じながら、さらにその先にある絶景に胸を膨らませる。

園内には、いろんな見どころが点在している。真っ先にお目当てのコスモス畑を目指すも良し。もったいぶるかのように各スポットに立ち寄りながら向かうも良し。10月上旬~中旬の「コスモス」は入口を入って右手の奥、「遅咲きコスモス」は左手に位置する。今がどっちの時期か確認しておこう。ちなみに、この記事は「コスモス」の時期のものである。

 

絶景のパノラマ花壇

バレーコートを過ぎると

いくつかのお店が建ち並ぶ「思ひ出通り」を通り抜け、バレーコートが見えたら、その先がお目当ての「パノラマ花壇」だ。絶景は、突如として目の前に広がる。

コスモスのパノラマ花壇

これだ。一面に咲き誇る、色鮮やかなコスモス。その先に広がる青い海、そして空。なんという絶景。

さぁコスモス畑の中へ

50万本ものコスモスが、秋風に揺られながら、あなたを歓迎してくれる。さぁ、コスモス畑の中へ。

花言葉は、「乙女の純潔」。

そこでは、誰もが夢中でシャッターを押し続ける。この景色を誰かに見せたくて。ずっと残しておきたくて。

大きめのシートを持参

能古島に来るときは、大きめのレジャーシートを持参しよう。芝生広場にシートを広げ、おやつを食べたり、寝転がったりしながら、眼下に広がるパノラマ花壇のコスモスを思う存分堪能する。いつまでもずっと見ていられる美しい景色だ。

 

ランチ①:耕ちゃんうどん

耕ちゃんうどん

コスモス観賞を満喫したら、美味しいランチ。ランチは選択肢が少ないのでピーク時はどうしても混み合う。既にフェリーやバスで並び疲れている人には、早めのランチがおすすめ。筆者のお気に入りは、のこうどんを食べることができる「耕ちゃんうどん」。パノラマ花壇から入口方向に少し戻った「思ひ出通り」に位置する。

のこうどん

「のこうどん」は冷やしと温かい釜揚げが選べるが、心地いいコシとツルツルののど越しを楽しめる冷やしがおすすめだ。麺が細めなのも特徴の一つで、いわゆる博多うどんとは一線を画す。これを食べると、「能古島に来たな」という実感が増す。

 

ランチ②:バーベキュー

バーベキューハウス

せっかくなので、ランチでも解放感を満喫したいという人にはバーベキュー(BBQ)もおすすめ。パノラマ花壇のすぐ上にあるレストラン防人(さきもり)にバーベキューハウスが隣接している。

コスモスを眺めながらBBQ

ここなら、コスモスを眺めながらBBQを楽しむことも可能だ。行楽シーズンには、事前に予約をしておいた方がいいだろう。

 

アイランドパーク内のアトラクション

のこのこボール

のこのしまアイランドパーク内には、コスモスだけでなく様々なアトラクションが用意されている。その筆頭とも言えるのが「のこのこボール」。ゲートボールのような、パターゴルフのような、でもちょっと違う「のこのこボール」。花と緑に囲まれた9つのコースを回る。家族や仲間たちと盛り上がること間違いなしの人気アトラクションだ。

ヤギやウサギに餌やり

ミニ動物園では、ウサギやヤギに餌やり。行楽シーズンは来園者が多いので、動物たちもお腹いっぱい。

ブランコ

子どもたちの目の色が変わる長~いブランコ。気分は、アルプスの少女?(最近の子どもには通じないかな・・・)

アスレチック

エンドレスに楽しめるアスレチック。パノラマ花壇のすぐ横にあり、向こう側には海が広がる。いつもの公園とは全く異なる雰囲気に子どもたちのテンションはMAX。

ロープスキー

草の斜面の上に置かれた1本のロープの上を専用のソリで滑り降りる「ロープスキー」。楽し過ぎて、何度だって斜面を駆け上がる子供たち。

ボールや竹馬の貸し出し

サッカーボールやバドミントン、竹馬などの有料貸し出しコーナー。

芝生広場

すぐ隣の芝生広場で楽しめる。

絵付け体験

親子で楽しめる絵付け体験やろくろ体験も。

 

アイランドパーク内のお店

喫茶 夢路(ゆめじ)

遊び疲れたら可愛らしいカフェ「喫茶 夢路(ゆめじ)」でコーヒータイム。テラス席も有り。

わらべ館

わらべ館には、福岡出身の画家「西島伊三雄先生」の作品が展示されている。

思ひ出や

「思ひ出や」は、昭和レトロな駄菓子屋さん。昔懐かしい駄菓子やおもちゃに加え、能古島オリジナルのお土産などを販売している。

ノコリータ

喉が乾いたら能古島のオリジナル炭酸飲料「能古島サイダー」か「ノコリータ」で喉を潤す。写真は「ノコリータ」。島の特産品「甘夏」の果汁が使われている。甘酸っぱい“能古島の初恋”。

 

早めに帰路へ

早めに帰路へ

観光客が多い時期は、早めに帰路へ。能古渡船場へのバスは臨時便も出るが、それでもピークの時間帯には長蛇の列ができる。それは、渡船場についてからも同様。いつまでも遊んでいたい気持ちを押さえつつ、早めにフェリー乗り場に移動したほうがいいだろう。

のこバーガー

早めに渡船場に行くのは、「のこバーガー」を食べるためでもある。能古渡船場の目の前に「のこの市」という直売所があり、「のこバーガー」はその中にある。

クセになる美味しさ

いっぱい遊んで小腹が空いた頃にうってつけ。クセになる美味しさで、これを食べずには帰れない。

フェリーから見た福岡

美しい福岡市の街並み

帰りは、フェリーの左側を確保。福岡タワーに、シーホーク、ヤフオクドーム。やっぱり、福岡の街並みは美しい。楽しかった能古島の思ひ出に浸りながら、福岡市内へと戻る。フェリーでたった10分の距離なのにどこか遠くへ旅したような、そんな気分を手軽に味わえる能古島。毎年この時期には必ず訪れたい、超おすすめのスポットだ。