今宿の住宅地にひっそりと隠れたクリームパン専門店がある。
その名は、「博多.今宿 治七のクリームパン」。
「治七」は、「じひち」と読む。
営業時間は、10時~19時。ただし、パンがなくなり次第終了となる。
全種類のクリームパンが焼き上がるのは、13時頃なので、その頃を狙っていくのがベストだ。
初めて行くと、本当にこんな場所にお店があるのだろうかと不安になるが、看板も出ているので、その通りに進んで行けば問題ない。
常時作られているクリームパンの種類は全部で7種類。
定番のカスタードに加え、紅茶、きなこ、黒ごま、ココア、かぼちゃ、おさつ。
ひとつ食べれば、全部の種類をコンプリートしたくなる美味しさ。
さらに、季節限定の味もあるため、リピーターを飽きさせない。
パンは、普通のものより長めに発酵している。そうすることで、生地がふわふわに仕上がるという。
カスタードクリームは、柔らかいのが特徴で、甘すぎない。
素朴な味の生地が、クリームの味をしっかりと引き立てている。
焼き立ては特にクリームがトロトロで、美味。
これは、紅茶味。
紅茶の香りが芳醇で、カスタードに比べ、上品な味わい。
お店の外には、ログハウスのような飲食スペースがあり、焼き立てをそこで味わうことができる。
場所は今宿で、糸島の玄関口にあたるため、糸島への行き帰りについつい立ち寄りたくなるお店だ。