道の駅「おおとう桜街道」のイルミネーションが、想像以上にすごかった。あの“平成の歌姫”をイメージしたイルミネーションなど、全体で約60万球のLEDを使用。屋台や温泉もあり、週末の夜には多くの人で賑わっている。
安室奈美恵さんをイメージ
今年のテーマは『未来への旅立ち』。惜しまれつつ引退したあの国民的歌手へ、“感謝”と“次なる活躍へのエール”が込められているという。公認のものではないため、公には謳われていないが、モチーフとなっているのは「安室奈美恵さん」だろう。
見覚えのある「25 THANK YOU I ♡ FAN」の文字。引退を惜しむファンにとっては、嬉しいイルミネーションだろう。
約60万球のLEDを使用
隣には、スロープにそって、色とりどりのイルミネーションが装飾されている。会場全体で使用しているLEDの数は、約60万球。博多駅のイルミネーション「光の街・博多」が約80万球であることを考えれば、その規模が想像できるだろう。
スロープの入り口に設置された「しあわせの鐘」を鳴らしてスタート。
右手には、水族館のようなイルミネーション。
一般的なクリスマスイルミネーションだけでなく、人気のキャラクターなども飾られているので、子供たちは大喜び。
左手には、赤いバラと噴水のイルミネーション。一転して、大人の雰囲気だ。
さらにその先には、桜のトンネル。短い距離の中で、見どころが凝縮されている。
屋台のフードを食べながら
イルミネーションのすぐ目の前には、屋台が並び、ベンチも設置されている。屋台のフードを食べながら、のんびりとイルミネーションの灯りを満喫しよう。
韓国で人気のチーズハットグ
今年の放生会でも人気だった、いま韓国で話題の「チーズハットグ」。寒い中で食べると、より一層美味しく感じられる。
フードコートや直売所も
「もみじ館」という建物の中には、直売所やフードコートが入っている。
フードコートで提供している、大任町の名物「しじみ」が入った『しじみカレー(600円)』。甘めのルーに、しじみがびっくりするほどたっぷり。
ちなみに、イルミネーションは22時半までだが、フードコートは19時までなので要注意。
冷えた後は温泉へ
イルミネーションのスロープを登った先にある「さくら館」は、天然温泉施設だ。イルミネーションを楽しんだ後に、冷え切った体を温泉で癒やせるなんて、なんともありがたい。広々とした露天風呂からは、わずかだがイルミネーションの一部を眺めることもできる。さくら館の館内にも食事処があり、こちらは20時オーダーストップだ。
道の駅おおとう桜街道は、福岡市内中心部からでも、車で1時間とちょっと。夜のドライブがてら、出かけてみてはいかがだろうか。
[文・写真]山下侑一郎
【イルミネーション】
期間 11月23日~2019年1月31日
時間 17:30~22:30
