2016年、今年の夏は暑い。連日の猛暑日。お出かけには、冷たい「かき氷」が欠かせない。そんな訳で、老舗からNew Faceまで、福岡で今オススメのかき氷を一挙紹介。あなたもお気に入りのかき氷を見つけよう!
おいしい氷屋|唐人町
ひとつ目は、今年の4月に唐人町商店街にオープンして以来、行列を作る人気のかき氷店。その名も、「おいしい氷屋」。実は、創業68年の老舗製氷会社が作ったかき氷店。まさに、氷のプロによる本格かき氷だ。
苺みるく(750円)。じっくりと時間をかけて凍らせた純氷は、ふわっふわの食感で、口に入れた瞬間溶けてなくなる。手作りの苺ソースに、ミルクは阿蘇山の牛乳を使用。食べ進めると、中にはマスカルポーネ(クリームチーズ)が隠れている。贅沢な一品。
リゾートマンゴー(750円)。濃厚なマンゴーのシロップがたっぷりかかり、中には完熟マンゴーの果肉とバニラアイスが隠れていて、最後のひと口まで美味しい。
雪の晶(ゆきのしょう)|祇園
キャナルシティのすぐ近くに今年オープンした「雪の晶」。驚くほどふんわりとした食感が楽しめるほか、アルコール入りのかき氷など、斬新なメニューにも注目。
いちごロール(800円)。ホイップがのったロールケーキの上に、まるでパウダースノーのようにふんわりとしたかき氷。その食感は、氷というよりも「雪」だ。ちょうどいい甘さのいちごソースと練乳。頭にツンと来ないので、あっという間に平らげてしまう美味しさ。
宇治金時(800円)。大人好みの抹茶味。程よい苦みと甘みが最高。白玉やあずきと一緒に食べればさらに格別だ。
ミルクアンドハニー × Hakata9
“オトナの究極かき氷”というコンセプトを掲げる「Milk&Honey」が、今年はアミュプラザ博多の地下1階「Hakata9」に登場。
白桃みるく(800円)。たっぷりかかった白桃の果汁に、ほんのり甘いミルク。爽やかなオトナのかき氷。
生いちごみるく(700円)。甘酸っぱいイチゴとミルクの相性がGood。
蜂楽饅頭|西新
西新商店街に大行列を作る創業50年以上の老舗「蜂楽饅頭」。お饅頭屋さんだが、夏の名物は「コバルトアイス」というかき氷。
コバルトアイス(300円)。最近では700円~800円くらいが当たり前のかき氷だが、蜂楽饅頭のコバルトアイスは300円。もちろん安いだけではない。どこか懐かしい甘さで爽やかな味。一度食べれば行列の理由は明確だ。
村上屋本舗 白雪|糸島
糸島の白糸の滝の近くにある人気店「村上屋本舗 白雪」。細い道の少し隠れた場所にあり、秘密基地のようなワクワクする外観だ。
イチゴミルク(800円)。店名の通り、白い雪のようにフワフワな氷。かき氷のようなアイスクリームのような不思議な食感と口溶け。「あまおう」の果汁をたっぷり使用したイチゴミルク味の氷に、たっぷりかかったイチゴジュレと練乳の甘さが最高の逸品だ。
岩井屋|室見
福岡市西区、愛宕神社のお膝元にある老舗「岩井屋」。正月には初詣客が大行列を作る人気店だが、夏には、かき氷目当ての客が押し寄せる。
抹茶大納言小豆かけ(1,000円)。お餅屋さんだけあって、小豆はさすがの美味しさ。抹茶も大人好みの上品な味。花火をつけて提供されるかき氷は、風情たっぷり。風鈴の音に耳を傾けながら、日本の夏を満喫できる。
美味伝心 かまどや|警固
警固交番の近く「自然食品の店 ファーム」の入り口にあるおにぎり専門店「美味伝心 かまどや」。ここでも夏限定で美味しいかき氷が提供されている。
苺氷り(400円)。本物のイチゴが丸ごと入った氷を削って作るかき氷。イチゴ本来の味を楽しむことができる。程よいサイズ感も魅力。