旅行や出張で新幹線を利用する際、車内の時間に彩りを加えてくれる「駅弁」。博多駅には、様々な駅弁を取り揃えた駅弁専門の売り場がいくつか存在するが、意外と見落としがちで筆者がオススメしたいのは「いっぴん通り」で購入できる駅弁だ。
博多駅1階、新幹線中央口の改札すぐそばにあるDIETOS「いっぴん通り」には、福岡の名店を中心に厳選された人気店がずらりと並んでいる。弁当からスイーツまで魅力的な商品が並んでいて目移りせずにはいられない。そんないっぴん通りの中でも、特にオススメの弁当を3つ紹介する。
エヴァダイニング博多
まずひとつ目は、マクロビオティックデリの『エヴァダイニング博多』。健康志向の強い女性を中心に注目されている「マクロビ」。動物性原料を使わず、玄米や旬の野菜を中心とした弁当は、そのヘルシーさもさることながら、味のクオリティや食べた後の満足感も非常に高い。
特に写真の「マクロビ 玄米3種 BIO弁当」は、3種類の玄米に6種類のおかずが楽しめて、美味しさ満載。女性のみならず、健康や体重がちょっと気になる男性にもオススメ。筆者が何度もリピートしている、お気に入り弁当だ。
かしわ飯 源次郎
2つ目は、『かしわ飯 源次郎』のそぼろ飯セット。
かしわ(鶏肉)のそぼろに、錦糸卵、刻み海苔の3色が美しく、福岡らしいテッパンの駅弁。「バリうま」、その一言に尽きる。漂う懐かしさと安心感。いろいろ悩んだあげく、結局コレ買うよね。迷ったらコレ買っとけば間違いないよね。そういうお弁当。食べたことがない人は是非。
三日月屋 カツサンドのお店
最後にお勧めするのは、三日月屋のカツサンド。そう、三日月屋といえばクロワッサンで有名なお店だが、2016年10月、いっぴん通りに「カツサンドお店」をオープンした。
メインとなる商品は「茶美豚タルタルソースカツサンド」「茶美豚からしマヨネーズ」「こだわりたまごサンド」の3種類。写真は「茶美豚タルタルソースカツサンド」。まずは、その分厚さに驚く。茶美豚(チャーミートン)とは、鹿児島のブランド豚で、緑茶粉末とお茶に含まれるカテキンやさつまいもが入った飼料で育てられているという。肉質は柔らかく、甘みがあり、上質で食べごたえも抜群。
パンはしっとりしていて、ほんのり甘く、カツとの相性もいい。三日月屋のこだわりが詰まったカツサンドは、三日月屋ファンならずとも、食べておきたい一品だ。
遅めの時間が狙い目
これらの駅弁はお昼に買うことが多いが、実は夜の時間帯もオススメ。賞味期限があり売り切る必要があるので、遅い時間帯には割引セールをしていることが多い。夜の移動のときはもちろん、会社や学校帰りに、夕食代わりに買って買えるのもおすすめだ。
▼お店の詳細などは、公式サイトでチェック!
いっぴん通り | JR博多シティ/アミュプラザ博多公式サイト