福岡県柳川市橋本町の「柳川ひまわり園」。有明海に面した干拓地に約50万本の大輪のひまわりが咲き誇る。その広さは、およそ5ヘクタール。夜にはライトアップも行われ、夏の柳川の名所となっている。柳川にこんなスポットがあることを知らない人も少なくないかもしれない。しかし、この絶景は一度目にしておくべきだ。
見頃と開花状況
ひまわり園の見頃は、毎年だいたい7月下旬頃。2016年7月23日の開花状況は以下の写真を参考にしていただきたい。
約50万本のひまわりが、今まさに見頃を迎えている。見渡す限り一面に広がる圧巻のひまわり。
朝から多くの観光客が訪れ、お昼頃には駐車場もいっぱいに。
どの花も太陽に向かって誇らしく咲いている。夏の太陽の暑さも心地よく感じられる絶景だ。
ひまわりの向こう側には有明海と青い空が広がる。黄色と緑と青の美しいコントラストに、シャッターを押す手が止まらない。
後ろから見たひまわり。みんなきれいにあっち向いてホイ。でもよく見るとみんなと違う方向を向くひまわりも。
開花状況は、柳川市のHPでも日々更新されているので、行く前にチェックしておくといいだろう。
園内の施設
夏の時期限定の観光地のため、園内はお店などの施設が充実しているわけではない。それでも、ちょっとした出店もあり、柳川の名産品やかき氷などを販売している。
日陰の休憩スペースも。炎天下の中、ずっと日向にいるのは危険なので、日陰で適度に休憩と水分補給を。
園内を少し高い位置から見晴らせる展望台も2ヶ所設置されている。
展望台の上から見下ろすと、まさに一面ひまわり。
伝統漁法「くもで網」体験も
日によっては、「くもで網」を無料で体験することもできる。
くもで網とは、海に突き出したやぐらの先に大きな網を設置し、その網を上下させることで魚を捕る有明海沿岸の伝統漁法だ。
この日は、エビ2匹しかかからなかったが、ハゼやスズキ、うなぎなどが捕れることもあるそうだ。
くもで網体験以外にも、ひまわり園では「ひまわりの種無料配布」や「ひまわりの種飛ばし」など様々な催しも準備されている。
住所・アクセス・駐車場
柳川ひまわり園
住所:福岡県柳川市橋本町389
福岡市内中心部からは車で約1時間半。
九州自動車道の「みやま柳川IC」で降りて約40分。
西鉄柳川駅からは無料のシャトルバスも有り(1日7往復)。
駐車場:300台(無料)
トイレ:園内に仮設トイレ有り
2018年の開園期間
平成30年7月20日(金)~7月29日(日)
※開花状況や天候等により開園期間が変更になる場合がございます。
詳しくは、柳川市のHPで。