糸島で海を目の前にして食べる本格タイ料理「ドゥワンチャン」|二丈深江海沿い

ドゥワンチャン

糸島市の西端、二丈深江の海外沿いに、約150年前の古民家をリノベーションしたカフェレストランがある。ただのカフェレストランではない。タイ人シェフが作る本格タイ料理のカフェレストランだ。

お店に一歩足を踏み入れると、タイ人のシェフが「サワディーカップ」と挨拶。目の前の開放的なテラス席の向こう側には青い海が見える。タイのリゾート地に旅行にでも来たのかと錯覚を起こしそうだ。

開放的なテラス席

オープンの11時ちょうどに入店し、真っ先にテラス席を確保。リゾート感のあるテーブル席に加え、海に向かって横一列に並ぶカウンター席。多少暑かろうが、多少寒かろうが、できればここで食べたい。

海を眺める特等席

これが特等席に座るものに許された絶景ビューだ。

目の前に見える小さな島は無人島だろうか、そんなことを思いながら波の音に耳を傾け、まだ注文もしていないのにテンションはMAX。

グリーンカレー

料理の登場。おすすめのメニューは、この「グリーンカレー(1,080円)」。スプーンでかき混ぜると、中からたくさんの具が現れる。ココナッツミルクのフルーティーな甘さとスパイスの奥深い辛さが見事に共存。本格的なクオリティでありながら、決して辛過ぎず、多くの人に好まれる味に仕上がっている。こんなに美味しいグリーンカレーを、海を目の前にして食べられるなんて、なんという幸福感。

ロケーションが抜群のお店だと、雰囲気はいいが、接客や料理の味がイマイチということが少なくないが(いや、福岡では少ないかも?)、ドゥワンチャンでは、接客も料理も抜群。タイ料理といえば辛いものが多いが、辛いものが苦手な人や小さな子供連れには、辛くない料理を丁寧に紹介してくれる。実際、辛くないメニューも意外と多い。

豚チャーハン

たとえば、チャーハン。写真は豚肉のチャーハンだが、かにチャーハンも人気。これが驚くほど美味い。こういうシンプルな料理をここまで美味しく提供できるのは、シェフの腕が確かな証拠だろう。

パッタイ

こちらはパッタイ。米麺を使った甘酸っぱいタイの焼きそば。

メニューの豊富さにも驚く。次来たときは何を食べようか。リピーターになることは、お店に足を一歩踏み入れた時から決まっている。